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日々

2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

インターネットはマイノリティ救済の一助となるか

匿名でTwitterをやっていて、ふと思った。 「インターネットはマイノリティにとってひとつの救いになるのではないか?」 確か人気ブロガーのちきりんさんが言っていたと思うんだけど、インターネットは「色々な人の意見に触れられる場所」というよりは、「自…

2016上半期まとめ

今週のお題「2016上半期」 初めてお題にチャレンジします。 ◆ブログを始めた これが何より大きいです。 大好きなブログがたくさんあって、はてなさんでブログを書くのにずっと憧れていました。 ありがとうはてなさん。 ◆本 約30冊読みました。 厚めの洋書も…

モロッコ旅行記⑧そんな装備で大丈夫か?~モロッコまとめと、花々と猫たち~

「そんな装備で大丈夫か?」 「一番いいのを頼む」 と、どこぞのエルシャダイのような会話が繰り広げられるぐらい、モロッコ旅行に行く際は寒暖の差に備えなければなりません。 今回の旅行(ゴールデンウィーク)では暑さはさほどでもなかったのですが、この時…

モロッコ旅行記⑦ マラケシュ

マラケシュ。活気のある都市。 旧市街(メディナ)を歩いていると、この街のエネルギーに圧倒される。とにかく元気なのだ。たくさんの子どもたちがそのへんで遊んでいる。バイクが細い路地をガンガン走っている。人の数がひたすら多い。 これはフェズのメディ…

モロッコ旅行記⑥ ワルザザートからマラケシュへ

ワルザザートの映画村に寄る。チベットを舞台にした映画、エジプトを舞台にした映画などがここで撮られたという。 本国ではやりづらくても、モロッコでは政治的な縛りが少ないのかしらん。 しばらくはひたすら砂漠を走る。 途中、モロッコで一番美しい村と言…

モロッコ旅行記⑤ メルズーガからワルザザートへ

砂漠では化石がよく採れるらしい。昔海の底だったようで、アンモナイトなどがごろごろ出てくる。それをお土産として売る現地の人も多い。 あとはひたすら砂漠の中を進んでいく。 ヨーロッパ人がロッククライミングの聖地としているトドラ渓谷に寄る。切り立…

モロッコ旅行記④砂漠と孤独

砂漠の街、メルズーガに着いた頃には、すっかり夕方になっていた。 砂漠といっても、岩石砂漠であれば山を越えてからずっと続いている。メルズーガの何が特異かと言えば、「砂の砂漠」であるということだ。日本人が砂漠と聞いてイメージするような大砂丘が広…

モロッコ旅行記③モワイヤン・アトラスを超える

現地の旅行会社がやっているフェズ発メルズーガ経由マラケシュ行きツアーに参加した。 ラ・ノーリアトラベル http://www.noriagarden.com/desert-tour-3d-fes/ モロッコでは砂漠への公共交通機関があまりなく(厳密に言えば、あるけど使い勝手が悪い)、たいて…

モロッコ旅行記② 迷宮都市、フェズの一日

フェズはモロッコのかつての都で、日本の京都のような街である。フェズは旧市街(メディナ)と新市街とに別れ、メディナがあまりに複雑なため、世界一複雑な迷路の都市と呼ばれている・・・らしい。 ブー・ジュルード門や、ブー・イナニア・マドラサ(マリーン…

モロッコ旅行記①地球へのピクニック〜モロッコ編〜

【これまた数年前のお話】 はてさて、モロッコである。 本当はトルコに行くはずだったが、友人の中にトルコは観光しつくしたという人がいて、ならばトルコ&ギリシャで組み合わせたらどうだ、とH.I.S.に行ったら「今のギリシャは治安が悪いからやめとけ」と言…

集中

某雑誌で松岡修造さんが非常に良いことを言っていたのでめもめも。 『集中しよう』は禁句。何に集中するかが明確ではないから。 集中することに集中してはいけない。 何に集中するのか、まずはその一点を明確にすること。 一回の集中に大きな期待をしすぎず…

人生どうでも飯田橋

という言葉を、一時期よくTwitterで見かけたんだけど、元ネタがわからない。私はこの言葉の響きが好きだ。東京の地名(しかもどちらかというとマイナーな?)をねじこんでくるあたりどうしようもないローカルな匂いがして、だいたい私はこの「東京の地名だった…

オリーブオイルのリップクリーム

先輩から小豆島のお土産でもらったのだけれど、もう浮気ができない。乾燥しなさ、持ちの良さ、オリーブオイルを使用していることによる味・香りの嫌じゃなさ(普通のリップだと独特の味と香りがしますよね)、全て神。 小豆島に行った際、ここぞとばかり山ほど…

眠れない夜のクラムボン

眠れない夜のクラムボンの尊さに圧倒されている。 クラムボンの音楽は私にとって眠れない夜のお供だ。冷えきった心をあたためる灯びだ。 シカゴ(病み上がり)や、コントラストあたりをよく聞く。今回は矢野顕子のPRAYER、岡村靖幸のカルアミルクのカバーを聞…

子どもを作ることのメリットデメリットとか

以前、はてなブログ界隈で子どもを持つことのコスパなどの話が出てバズったらしい。 考えたのは、コスパとか、メリットデメリットとか、そんな観点で見てはあまり良くないということ。 子どもを持つ人の多くは、メリットとして可愛いとか楽しい生活が送れる…

ケット・シーの物語

私は猫が好きだ。道端で猫を見るとテンションが上がるし、家猫も野良猫も地域猫も人と絶妙な距離を置いている、と思う。そんな猫好きにとって、心惹かれるのはアイルランドのケット・シーの伝説だ。 https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%83%83%E3%…

圧倒的な画力で世界を描くー五十嵐大介

五十嵐大介という漫画家にどハマりしている。 世界の描き方が、とにかくすごい。自然。言葉に出来ないもの。世界の秘密。 圧倒的な画力。 シャーマンが漫画を描いたかのよう。この方は世界をどのように捉えているのか… 今、私のイチオシです。 ☆追記 リトル…

昼と夜を抜けるためにー戸田誠二

という漫画家が、好きだ。 高校生の頃から。 「ヒューマンドラマ」等と形容されることが多い彼の作品ですが、そういう陳腐な言葉では片付けたくない。 その漫画には独特の熱があり、乗り越えるのが辛い昼や夜に効く。(実際この記事は、眠れない夜に書いてい…

岸政彦著「断片的なものの社会学」

断片的なものの社会学 作者: 岸政彦 出版社/メーカー: 朝日出版社 発売日: 2015/05/30 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (27件) を見る 学術書ではなく、著者が出会った「解釈できないもの」をめぐるエッセイ。 じっくりゆっくり読ん…

旅本:宮田珠己「だいたい四国八十八ケ所」

久しぶりに宮田珠己を読んだ。 宮田珠己は好きなエッセイストで、旅モノをよく書く。 だいたい四国八十八ヶ所 (集英社文庫) 作者: 宮田珠己 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2014/01/17 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る だいたい四国お遍路さん…

又吉直樹著「夜を乗り越える」

又吉直樹の「夜を乗り越える」読了。 夜を乗り越える(小学館よしもと新書) 作者: 又吉直樹 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2016/06/01 メディア: 新書 この商品を含むブログ (3件) を見る 帯にあるとおり、「なぜ本を読むのか?」について、徹底的に書かれ…

インド ラダック旅行記⑥

翌日はレーを離れ、デリーへ… 離れたくない気持ちでいっぱいでした。 しかしひどい腹痛(/ _ ; ) デリーの空港からは地下鉄を使い、街へ出ました。 実はデリーの空港から街まではインド旅行者を悪い人たちが襲う名所?であり、タクシーに乗ったが最後予約して…

インド ラダック旅行記⑤

次の日、夢見ていたパンゴン・ツォへ。 「きっと、うまくいく」というインド映画(傑作です)のラストシーンに使われた場所。 http://bollywood-4.com/kitto.html 5300mの峠を越え、何時間ものドライブを経て到着。 標高4200m。 空の青よりも青い。 こんな場…

インド ラダック旅行記④

ラダック3日目。お寺巡りは続く。 へミス寺院。このあたりでのthe richest monastry だそうです。 グル・リンポチェという偉いお坊さんが祀られています。 この、「偉いお坊さんたち」が多くの寺院で祀られているのを興味深く感じました。 日本ではあんまり…

インド ラダック旅行記③

ラダック2日目はひたすらお寺巡りをしました。 至福の朝ごはん。 ここから先、お寺の中の写真はありませんが極彩色の壁画と金色の仏像の世界です!「ラダック 壁画 」とか「ラダック ゴンパ 」でググるとめくるめく世界が見られます! グルラカン ↑この中に…

インド ラダック旅行記②

ラダックはインド北部のジャンムー・カシミール州に位置する、平均標高が3500mに達する山岳地帯。かつては独立した王国だったものの、19世紀に滅亡し、のちにインド領となったそうです。 パキスタンや中国との未確定の国境に接しているラダックは1974年ごろ…

インド ラダック旅行記①

ああ、帰ってきてしまった。 デリーの空港の入国手続き場所。 きっと、インドリピーターは誰しもここでそう思うのでしょう。 私は(数年前になりますが)会社の夏休みを利用してインドのラダック地方という場所に行ってきました。 インドとは言っても、チベッ…

部屋

自分の空間に物理的に入られるのが嫌な人というのも少なくないと思う。 かくいう私もその1人だ。 たとえ誰かが掃除機をかけてくれると言っても部屋への侵入は断固として拒否する。 整理ができない性分で常に部屋がぐちゃぐちゃというのもあるのだが(すみませ…

お薬

頭痛でも風邪でも胃腸炎でも腰痛でも何でも、「誰か助けて!」という時は誰も助けてくれない(助けられない)のでお薬を飲む(または湿布を貼る)しかないのだけれど、 「薬に頼るだけなんて寂しいな」じゃなくて、「これを開発した製薬会社の人と、処方してくれ…

1789

先輩にお誘いいただいて、5月22日にミュージカル1789に行ってきた。タイトルからもわかるように、フランス革命を描いたミュージカル。実は大阪公演初日だったらしい。歌唱もダンスも照明も背景も衣装も全て最高! 主人公の青年演じる小池徹平さん惚れ惚れす…