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日々

モロッコ旅行記⑥ ワルザザートからマラケシュへ

ワルザザートの映画村に寄る。チベットを舞台にした映画、エジプトを舞台にした映画などがここで撮られたという。 
本国ではやりづらくても、モロッコでは政治的な縛りが少ないのかしらん。 

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しばらくはひたすら砂漠を走る。 

途中、モロッコで一番美しい村と言われるアイト・ベン・ハッドゥに寄った。土でできた、今となっては4~5世帯しか住んでいない集落。

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そこで日本語のできるガイドさんに会ったので、モロッコのことを色々聞いてみた。 
仕事は、都市部であれば金融などのオフィスワークがあるが、田舎は農業で身を立てる人が多い。オリーブやアーモンド、クルミを作っている。遊牧民の人もいる。 
モロッコ料理にバリエーションはあまりない。サボテンは食べるが、夏が旬。 
義務教育は9年間。母語ベルベル語や方言など様々である。義務教育のうちに、アラビア語とフランス語を習う。英語は高校から。 

アーモンドをいただいた。美味しい。 

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アトラスの車道で一番高いところを通る。道は蛇のようにひどく曲がりくねっていて、事故がとても怖い。おじさんの運転が上手で良かった。 

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途中、アルガンオイルのお店に立ち寄る。ドライバーのおじさんの言うとおり、フェズやマラケシュなどの大都市で買うよりも質が良く安い、気がする。アルガンオイルはモロッコの南でしか取れないらしい。 

アルガンの実。 

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標高が低くなるにつれ、どんどん緑が増えていく。

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そうこうしているうちに、マラケシュの街に着いた。 

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おじさんはわざわざホテルのロビーにまで来てくれて、そこでさよならをした。 
本当にいい人だった。ドライバーがおじさんで良かった。