現地の旅行会社がやっているフェズ発メルズーガ経由マラケシュ行きツアーに参加した。
ラ・ノーリアトラベル
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モロッコでは砂漠への公共交通機関があまりなく(厳密に言えば、あるけど使い勝手が悪い)、たいていは現地発着のツアーに参加することになる。
日本人が運営、視界が悪くなりドライバーの疲労もピークに達する夕方～夜に危険なアトラス山脈越えをしない等、ツアー日程に配慮が見え、メールのやりとりも丁寧にしてくださったことから、この旅行会社に手配をお願いした。
朝早くフェズを出発し、砂漠の村、メルズーガへと向かう。
標高2000mぐらいのところまで行くため、当たり前だが上がれば上がるほど寒い。
アトラスは次々と表情を変える。 
見渡す限りの草原。
(FF Xのナギ平原のようだ！ここならシンを迎え打てるだろう)
標高が高くなるにつれ、背の低い植物が多くなる。
山を超えると一気に砂漠地帯へと突入する。
ほんの少しでも水がある場所には、植物が映えている。生命って、強かだなあ。
砂漠のオアシス。 
砂漠に最も近いリッサニという街からは、4WDに乗り換えてメルズーガに向かう。道路が舗装されておらず、通常の車では厳しいためだ。
メルズーガに向かう道は基本的には岩石砂漠だが、途中からぽつぽつと岩の原に砂丘が出現する。
一時間半ほど走り続けると、待ちわびていた大砂丘が目の前に迫ってきた。
