10:44 AM

日々

部屋

自分の空間に物理的に入られるのが嫌な人というのも少なくないと思う。

かくいう私もその1人だ。
たとえ誰かが掃除機をかけてくれると言っても部屋への侵入は断固として拒否する。
 
整理ができない性分で常に部屋がぐちゃぐちゃというのもあるのだが(すみません)、多分理由はそこではない気がする。
 
本棚はその人を表すという。
私は部屋もそうだと思っている。
 
要するに、無防備な丸裸の状態で自分の内面を見られるのが恥ずかしい。
 
私は小中高の頃、漫画のようなイラストをよく書いていて、それを絶対に母親に見られたくなかったのを覚えている。
 
下着や洋服を自分で選ぶようになってから、絶対クローゼットやタンスの中身も見られたくない。
 
隠したいものを部屋に隠せなければ、どこに隠すというのか。
 
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そんなこんなで、こんな貼り紙を作ったのだが、窓を開けて風通しを良くするためにドアが開けっ放しのことも多い。
 
中身が丸見えであまり意味がないのだが、まあいいか、と多少投げやりでいる。
(子どもの頃は本当に見られるのも嫌だったので、柔軟な精神になり大人になった気でいる)