10:44 AM

日々

娘氏、なんでもやりたがる

最近、娘が何でも自分でやりたがる。

歯磨きも自分で!と言ってなかなか仕上げ磨きをさせてくれないし、お皿洗いも自分で!と言うし、服を脱ぐのも自分でやらないと怒る。

 

そしてテレビや絵本で見聞きしたこと何でも自分も体験したがる。

鉄オタ選手権で江ノ電が特集されていれば、江ノ電に乗りたいという。(私たちは関西在住なのでそう簡単には乗れない)

アメリカ大統領選が盛り上がっているのを見れば、自分もやりたいという。

ドクターイエローの絵本を読めば、自分も乗りたいという。

 

彼女は今、何でも自分で体験したがっている。親として私たちがしてあげられることは何だろう?

「来年の冬への申し送りレポート」2023〜24(自問自答ファッション)

自問自答ファッションについては、あきやあさみさんのnoteやブログや本を読んでください(丸投げ)(私が説明するより読んでいただいた方がわかりやすいのです)

 

さて、来年の冬の私へ。

今年の冬は、ユニクロで過ごしました…!!

1.トップスで着ていたのはだいたい3種類のニット。

①FRAPBOISの異素材ミックスニット

大きいサイズで、肥満体型のあなたでも着られるけどだんだん毛玉ができてきているよ。

ユニクロUのパフスリーブニット(色違いで2枚)

ゆったりしたシルエットで抜群に似合うし、色とりどりの毛糸が編まれているのがとても素敵だけど、上着を着る時にボリュームのある袖が邪魔になって窮屈になるよ。お家でリラックスして過ごす時向けだよ。

ユニクロの黒のカシミヤ(2枚)

2枚買っておいてよかった!ものすごくプレーンでシンプルなデザインだけど、プレーンだからこそ上着を着る時邪魔にならないし、薄くて暖かく、洗濯機で洗ってもへたれない(本当は洗っちゃダメなんだろうけど自己責任でネットに入れて洗っています)、そして何より手持ちのジュエリーが映える!!

この冬、一番着ていたのはこれだよ。

 

そんなこんなで、次に買うとしたら裾のボリュームが大きすぎないものがお勧めだよ。今年のユニクロのカシミヤはラウンドネックしかなかったから、来年はVネックが出ると良いね。

 

2.ボトムスはユニクロのメンズを買え

いつもレディースのボトムスの丈の短さに悩まされていたのが、ユニクロで救世主のようなおばちゃん店員さんに出会い、「お客様は股下が長いのでメンズのボトムスをお勧めしたい」と言われたよ。履いてみて最高。しかも、レディースだとオンラインストア限定サイズじゃないと履けないのに、メンズだと店頭に置いてあるサイズが普通に履ける。

カーゴパンツとスリムフィットチノパンを色ち買いした。店員さんには感謝してもしきれない。

 

3.アウター

アウターは前から持ってるgommeの黒のロングパーカー(主に子供と公園に行く時)と、icbのキャメルのコートを着たよ。キャメルのコートに小さい虫食いがあるから(ショック…)、春になったら修理に出してみること。

 

4.ジュエリー

縦にも横にもデカい体を持つあなたにはボリュームのあるデザインがお勧めだよ。華奢なやつに憧れなくてもいいよ。

 

5.鞄

ジャックウルフスキンの黒いリュックと、マムートのベージュのリュックを使い倒していたよ。リュック最強説。

 

6.靴

ニューバランスの996のモデルが足に吸い付くようで最高。新品をおろした瞬間でも履き慣れた靴のような履き心地。リピートしてもいいと思う。

f:id:Elaineintherain:20240305002322j:image

 

7.その他

①美術館に行け

中之島美術館のテート美術館展や、モネ展に行ったよ。

f:id:Elaineintherain:20240305001433j:image
f:id:Elaineintherain:20240305001448j:image
f:id:Elaineintherain:20240305001437j:image
f:id:Elaineintherain:20240305001441j:image
f:id:Elaineintherain:20240305001445j:image
f:id:Elaineintherain:20240305001429j:image

f:id:Elaineintherain:20240305001447j:image
f:id:Elaineintherain:20240305001451j:image

(写真は全て撮影可能な作品です)

時折美術館に行くと心が満たされるから、行くといいよ。

あと、気になっているDallmayerのお店でランチかお茶をしてきてほしいな。

 

②食欲との闘いと、運動

アリピプラゾール(エビリファイの後発薬)で食欲がめちゃくちゃ出るけど、6ミリから減らすとたちまち調子を崩すよ。自分の中が空っぽな気がしてどこまでも食べ続けてしまう。でもそれで太らないわけがない。どんなに素敵なお洋服を着ても、どんなに素敵なジュエリーをつけても、鏡の中の自分の体型にがっかりしているよ。

食欲との向き合い方を見つけること、そして少しずつでいいから運動することが今後の課題。痩せようとしすぎるとプレッシャーになるから、体力と筋力をまずはつけるために運動する、で良いと思う。うちトレという新しいゲームにも出会ったよ。続けられているか、また教えてね。

 

おしまい

 

「これは?これは?」

娘が2歳になった。

話し始めたのは去年の秋。それまで親の言葉を繰り返すことはあったが、2022年11月28日、犬を見て初めて自分から「わんわん」と言った。

次に出てきた言葉は「どうぞ」だった。それからはモリモリと語彙が増えていっている。

最初に出てきた助詞は「の」だった。「⚪︎⚪︎ちゃんの!」と、何かが自分のものであることを主張しようとする。おそらく保育園でおもちゃの取り合いをしているのだろう。

 

娘は1歳半になるまで歩かず、市の発達相談会にも2回行ったが、3月に歩き始め、今は自由自在に歩き回っている。(まだ階段は一人で降りられない)

 

最近面白いのが、何に対しても「おえわ?(これは?)」とその物の名前や色の名前を聞いてくること。

子どもが何に対しても「なんで?」と聞く時期があるとは聞いていたけど、その前に「これは?」と聞きまくる時期があるとは。

親が物の名前を教えたところで、一度で自分も話せるようにはならない。何度も何度も何度も聞く。

語彙が爆発的に増えるには興味関心と熱意と繰り返しが必要なのだとひしひしと感じる。大人もこれぐらいの貪欲さで外国語を学べばどれだけ話せるようになることか…。

 

娘にとっては「ラ行」の発音が難しいらしく、大好きな「きらきら星」は「きやきやひかゆ おそやのほしよ まばたきしては みんなをみてゆ」と歌っている。可愛い。

 

気がつけばブログを長期間放置してしまっていた。娘はどんどん成長していき、できることが増えていく。忘れないように記録していきたい。

寝そべり生活

前回記事からだいぶ間が空いてしまった。

 

「精神の病気で保育園に預けている」というと、日中何をやっているのかと聞かれるが、洗濯皿洗い買い物調理、あとは布団で休んでいる、というのが最近の回答。眠っているわけではない、ただひたすら布団にねそべっている。毎日のようにフィットボクシングをやっていた時期もあったが今はとてもではないがそれはできない。

 

働けないのか?働いていないなら自宅保育しているはずでは?時間があるならせめて今後の仕事のために勉強など自己研鑽に励むべきでは?などなど、色々な思いが頭を巡るが、とにかく今は頭にも身体にも何も負荷をかけられず横になっている。

 

朝が辛い。毎日死にそうな気持ちで起きる。奇跡的に今まで毎日なんとかなっているが、その日の朝を乗り越えた日中でも「朝がまた来るのが怖い」と思ってしまう。

 

死んだ方がいいのではないかとも思うが、自殺は結構ハードルが高い。

「どんな親でも、生きていた方がいい」という言葉が、私を生かし続けている。私がいなくなったら、他の誰かが娘の世話をやるんだろうけど、今のところは、私以外に朝ご飯を作って出し、保育園に行く支度をさせ送っていき、夕ご飯を作り、娘を迎えに行き、風呂上がりの娘に服を着させて髪の毛を乾かし歯を磨く人間はいない。だから生きている。

中井治郎著『パンクする京都 オーバーツーリズムと戦う観光都市』(2019)

コロナ前、京都は外国人観光客に対して「いけず」すぎると感じていた。紅葉の名所に行っても、日本人よりも外国人の方が多いぐらいなのに、「ここで写真を撮らないでくださあい。立ち止まらずにお進みくださあい」と日本語でのみ呼びかけ、日本語での注意書きしか置かれていない時などげっそりした。ホンマに撮ってほしくないんか??
京都に外国人の友人を連れていき、塩対応をされると「同じ日本人として申し訳ございません。。。」と思ったものである。
(ただ、自撮り棒に関しては国として輸入禁止にしてほしいと思っていた)

「コロナ前、何故京都は外国人観光客に対してあんなに『いけず』だったのか?」という疑問に答えてくれる本に出会った。超絶面白い。

 

中井治郎著『パンクする京都 オーバーツーリズムと戦う観光都市』(2019)

 

つまり、訪日外国人客の急増が過度の観光化「オーバーツーリズム」(「地域のキャパシティを超えた観光客の増加が、地域住民の暮らしや観光客の観光体験の質に受け入れがたい悪影響を与えている状況」の意味で使用されている。44頁より)を引き起こした、という話。そこからツーリズモフォビア(観光恐怖症)(ここでのphobiaは嫌悪や忌避に近い)が起こる。
このオーバーツーリズムは京都のみならずベネチアアムステルダムバルセロナなど世界の観光都市で住民たちの怒りを爆発させている(あるいは、過去形で「いた」と言うべきかは不明)

祇園で写真を撮りまくる外国人の何が問題なのか?は、知識がないと東京含め他の地方民も正確にはわからないのではないか。それを知れたのも収穫。

 

ところで、私自身京都の「敷居の高さ」や「一見さんお断り」文化がピンと来ない部分があるのだが、以下の部分がしみじみと面白かった。


「一方で、普段から若い人々を相手に仕事をしている自分の手ごたえからすると、花街に対して特段の『敷居の高さ』や『近寄りがたさ』を感じないというのは、何も外国人観光客に限った話ではないのかとも思う。日本人でもとくに他地方の若い人なら、花街の伝統など京都という都市が内包する『敷居の高さ』や『近寄りがたさ』を価値として守っていかなくてはいけないということにピンとこない人が増えているのではないか。『コミュ力こそ正義』であり、(それこそ外国から来た観光客もふくむ)万人に開かれた『分かりやすさ』や『親しみやすさ』こそが至上価値とされるこの時代に、そのような『敷居の高さ』の価値をどのように伝えていくかは、おそらくそう簡単な話ではない。」(170頁)

新しい病院と、カウンセリングの開始

大人の発達障害を診てくれる病院を初めて受診した。診察前の事前検査でもASD傾向のあるうつ病との結果が出たらしい。

退院の少し前から頭の回転が著しく遅くなり、物事を順序立ててこなせなくなるわ、日本語が出てこない・読めない・聞き取れないと言語運用能力がガタ落ちするわで毎日泣きそうだったが、「ドラッグフリーにしたからうつが出てるんです。お薬は軽いのをほんの少し飲んでおいた方がいいと思います。あとはカウンセリングを受けてください」と言われ1週間ほどアリピプラゾール(エビリファイジェネリック)を1日3mg飲み続けたら知能の落ちっぷりが体感で6割ぐらい改善した。エビリファイはこれまでも飲んだことがあり、効いてる実感はなかったけど、意外と効果はあったみたいだ。

うつ症状のひとつ「頭の回転が遅くなる」に対して、自分で工夫ができるようになったのも大きな進歩。

・手先を上手く動かせずテキパキと家事や作業ができないことについては、あえて「ひとつひとつの家事や作業を丁寧にこなす」ことを意識することで「テキパキと手早くあれこれこなさなければならない」という呪いから解放され、ストレスを減らすことができた。

・スーパーで欲しいものを買うためにどのように売り場を回るか思い浮かべなくて混乱していたのは、①売り場のまわり方まで事前に脳内シミュレーションしてからスーパーに行く②現地で非効率な動きをして何度も同じ場所をまわることになっても自分を責めない ことでだいぶ楽になった。

 

マルチタスクが発生するたび脳内で大混乱を起こしていたことについては、タスクが複数存在する状態をありのまま受け入れられるようになってきた(捌けるわけではない)。単に娘との生活に慣れてきただけかもしれないが。

 

今日は初めてのカウンセリングだった。心理師の先生からASDの説明を受けた。知能検査をやったか、と聞かれたのでWAIS-IVの結果を伝えると、

「各項目の点数を見るだけでも、他の方には理解されにくいことも沢山あったのではないかと推測できます。とてもお辛かったでしょう」

と言われた。

各分野の点数はそれぞれ低いわけではないのである程度いろんなことはできてしまうそうだ(人の話を聞き取りその意味を把握することは可能。学校の勉強は5教科全部得意だった)。それだけに、何かできなかった時に周囲から「なんで(他はできるのに)それができないの?」と言われてしまいがちなのだそうだ。理解されにくいタイプの障害。そして場の空気を読むのが苦手。

 

今までこんなに寄り添ってくれる心理師の先生はいなかった。これからの治療にも前向きに取り組める気がしている。

 

とりあえず、しばらくはガッツリ己の発達障害と向き合うことになりそうだ。来週もカウンセリングに行く予定。

 

退院しました。日常に戻っています

退院時期については元々「この調子なら8月中に退院かな〜」とふわっとした感じでしか言われていなかったが、コロナのせいで(おかげで?)早まった。

8月7日から一時帰宅し日常生活に戻る訓練をしていたところ、「精神科病棟でコロナ感染者が複数出ました。一時帰宅中に問題が生じていなければ退院できます」と医師から電話があった。9日に病院に戻り、病状と知能検査の結果に関する説明を受け、そのまま荷物を持って退院。

少し実家で体調を整えてから兵庫の家に帰る予定でいたが、娘がRSウイルスに罹ったため時期を早めて12日に帰宅。

 

【入院してみて良くなったこと】

・涙脆さは改善した(入院前は娘の顔を見るだけで泣き出すし、何かを話そうとするたびに泣いていた)

・薬は全部やめられた(家族はやたらと喜んでいるが私はさほど喜びを感じない)

【入院したが変わらないこと】

・朝や深夜(娘夜泣き時)に起きるのは辛い。昼寝から起きるのも辛い。

・身体が上手く動かない

・自分には子供を育てる能力体力気力がないと絶望する

・常にうっすらと死にたい

【入院と関係があるかわからないが悪化したこと】

・薬の離脱症状なのか、頭痛がヤバい

・言語運用能力の低下。文字を読んでも頭に入っては来ず、人の声がただの音に聞こえて言葉を聞き取るのが難しく、何か話そう、書こうとしても言葉が出てこない。書いていても文が組み立てられず文章が完結する前に途中で手が止まる。

マルチタスクに対応できない。順番に作業をこなせず混乱してしまう

【入院によって得られたスキル】

認知行動療法のコラム法

・クライシスプラン

・マインドフルネス

 

正直ブログを書いていても辛い。ですます調とだある調が混在してるあたりにも症状があらわれている。「入院→良くなったから退院」というストーリーを思い描いていたが、中途半端なところでコロナのせいで追い出されたという認識だ。医師からは「入院時の状態の悪さが10だとしたら、5ぐらいで退院して、あとは外来で診るのが普通」と言われたが、入院した病院(新潟)と自宅(兵庫)は離れているため外来でお世話になり続けることもできず、困っている。とりあえず関西で大人の発達障害を診てくれる病院は見つけたため、そこにかかろうかと考えている。

 

今はポンコツの頭と身体を無理矢理に動かして娘の面倒を見ている状態。またうつに陥らないか心配だ。頭がパニックになっているので筆を置く。