TestosteroneさんはTwitterで有名な人だ。
執筆当時は日本企業の役員を務めつつ、とあるアジアの大都市で企業の社長として働いている…らしい。筋トレについてよく呟いているけど基本的にポジティブで優しい。好き。
筋トレすれば無敵になれます。嫌われようが孤立しようが筋トレは一人でできるので問題ないし、良い体になって自尊心が上がるし、筋トレ後はいつだって爽快だし、ダンベルと筋肉は絶対に裏切らないし、人生の邪魔してくる奴がいたら筋力でねじ伏せればいい。君も早くこっちの世界においでよ。楽しいよ。
— Testosterone (@badassceo) 2020年5月21日
という訳で、『筋トレが最強のソリューションである』。もうこのタイトルで全部言い尽くしてるようなものだが、例えば、
『自信がない人は筋トレをしてください。
①身体がカッコ良くなる②異性にモテる③テストステロンというホルモンがあふれて気分上々④上司も取引先もいざとなれば力尽くで葬れると思うと得られる謎の全能感(※ここ太字)⑤恋人に裏切られたとしてもバーベルがいるという安心感
以上の理由から自信がつきます。』
みたいな感じです。
なお、私がこの本を評価する理由は、
『筋トレxデブは相性最高!見返すなら筋トレ
「デブは怠慢」だとか「デブは自己管理がなってない」だとかデブになった事もない奴が言うな。物心ついた頃には太ってた、太りやすい体質、ケガで太った、食べることでしかストレスを解消できない等様々な理由がある。さて、(※ここから太字)筋トレxデブって科学的に最高に相性いいんですけど筋トレ始めて見返しませんか?』
という、「安易にデブをバカにするな」というデブに対する優しいスタンスをとっており、おそらくこの人自身がかつて110kgの肥満児であったことが関係していると思われる。病気の治療で激太りした私としては首がもげるほど頷きたい。
どうやらTeststeroneさんはジムに行きバーベルやダンベルなどの器具を使っているようだが、私は自重トレ(※自分の体重のみで行う筋トレ)しかしていない。
ちなみに、筋トレの科学的効果を大学の研究者とコラボして解説した『超 筋トレが最強のソリューションである 筋肉が人生を変える超科学的な理由』という続編(?)もありますが、この本を読み終わったら読むといいかもしれません。
まあまずはこの本買って筋トレしよ。