10:44 AM

日々

きらきら星にマラカスを

昨日は七夕だった。

娘の保育園では七夕まつりをやったらしい。保護者が子供の代わりに書いた短冊を飾り、先生方が星型の飾りでトンネルを作ったり、0歳児クラスみんなできらきら星を歌ったりしたそうだ。娘は歌に合わせてマラカスを振っていたそうである。

自分の病気を理由に保育園に行かせるにあたり罪悪感もあったけど、こうやって季節の行事をやってくれると本当にありがたいな、良かったなって思う。

ちなみに夫が娘の短冊に書いた願いは「ハイハイができますように」。もうすぐ生後10ヶ月になるが、ハイハイはおろかずり這いもやり出す気配はない。果たして次はずり這いをするのか、はたまたハイハイすっ飛ばして立つのか。いずれにせよ自力で移動できれば娘の世界は広がるに違いない。

不安対策としてのマインドフルネス(らしいよ)

認知行動療法のコラム法では、何か出来事があった時の認知を見直すことでネガティブな感情を軽減できることを学びました。(参考:前回ブログ)

しかし、「どんなに建設的に考えたとしても不安は残るもの」。その不安への対処法として先生が紹介してくださったのが…


マインドフルネス。


一日5分から10分、目を閉じて呼吸に意識を向ける、ただそれだけ。「あ、今冷房の風が当たって涼しいな」など、その時々の感覚に敏感になる。途中で何か考えが浮かび上がってきてもそれはそれとして「今、こんなことを考えているな」と観察する。


不安が生じるのは未来のことを考えるから、後悔が生じるのは過去のことを考えるから。今ココのことしか考えなければ、不安も後悔も生じないはず。


実際、うつに効果があったというエビデンスは多数あるようです。資料ももらいました。


正直、「マインドフルネスか〜あんまり目新しくはないな…」と思いました。ひと昔前、よくテレビで取り上げられていたような。しかしワタクシ、「呼吸に集中」系は続いたことがないのです。合唱のためのブレストレーニングとか、呼吸と動きが一体となったヨガならできる。でも純粋にただ呼吸に集中しようとすると、目の前の感情にかまけて「やってられないんじゃー」と投げ出してしまいます。以前もカウンセリングを受けていた時、「ネガティブな感情に飲み込まれそうになったら呼吸法で逃がせ」(1、2、3でゆっくり吸って、4、5、6で止めて、7、8、9、10でゆっくり吐く、だったような)と言われていたものの継続できず。


今まではうつが続いても寝ていられました。しかし今は娘がいる。退院したら娘中心の生活が待っています。先生曰く、自分でやってみたらスッキリするし、続けたところ同時にこなせるマルチタスクの数が増えるなどストレス耐性が向上したとのこと。せっかく信頼できる先生に会えたことですし、騙されたと思って入院期間(あと2ヶ月ぐらい)はやり続けたいと思います。頑張ろ。

コラム法で思考を整理してみよう(認知行動療法を受けてみて)

入院して2週間が経った。問診と検討会の末ASDの診断が下ってからは、ドラッグフリーに向けて減薬すると同時に、週1〜2回のペースで先生の治療を受けている。1回につきだいたい30分〜1時間ぐらい時間を取ってもらっている。

今日認知行動療法の3回目を受け、コラム法と呼ばれるメソッドの学びがひと段落したので、やり方と治療を受けてみての感想を書きたい。ASDやうつの人に限らず全ての人が使える方法だと思うので参考にしてみてほしい。


1.コラム法のやり方

3段階や5段階など色々あるようだが、7段階のものを今回は採用。ひとつの事例を挙げ、①〜⑦まで表を埋める形で進めていく。


①状況(いつのことか、どこにいたか、誰と一緒にいたか、何をしていたか)

例:GWのある日、離乳食をあげる時間(10時半〜11時ごろ)に自宅で娘に離乳食をあげようと準備するが全く食べてくれない。夫が見ている。

(なお、この後号泣し離乳食とその後のミルクを夫に投げた。情け無い。夫よごめん)


②気分(一言で表して0〜100で点数をつけ、強い順に番号を振る)

悲しい(80…一番強い)、戸惑い、自分に対する怒り(70…2番目)、心配(40…3番目)

※辛い は抽象的なので悲しいとか怒りとかの方がいいそうです


③自動思考(その時に頭に浮かんでいたこと、イメージや記憶を書き出し、認知の偏りのどの型に当てはまるか考える。型については「べき思考に捉われて(認知行動療法やるぞ)」

https://elaineintherain.hatenablog.jp/entry/2022/06/23/192322 参照)

・何故食べてくれないのか(理由がわからない)→正常な思考

・切り方、素材、味付けなど私の作り方が悪かったのでは→自己関連づけ(自分を責めすぎ)

・私の離乳食の進め方が悪かったのでは→自己関連づけ、「○ヶ月の赤ちゃんはこれぐらい食べるべき」という一般化のしすぎ

・離乳食で栄養を摂らないといけないのにこの子は大丈夫なのか?という心配→一般化のしすぎ(一回食べなかったぐらいで栄養不足にはならない)


④根拠(客観的に「そう考える根拠は何か」考える。自動思考を裏付ける根拠となる事実)

・「○ヶ月の赤ちゃんはこれぐらいの大きさの粒のものをこれぐらいの量食べるもの」という離乳食本で得た知識

・「離乳食のメニューは炭水化物、ビタミン源、タンパク質全て揃っているべき」という離乳食本で得た知識


⑤反証(自動思考とは矛盾する事実)

・離乳食の進み方は人それぞれ

・栄養云々を親が心配しても食べないものは食べない

・他の人があげてもよく食べる訳ではない(この時点では保育園に行っていなかったからわからなかったものの、保育士さんがあげても食べない時は食べない)


⑥適応思考(根拠と反証を「しかし」で繋いでみる、もし他の人が同じ立場ならどうアドバイスするか考えてみる、などなど)

・離乳食の進み方の目安は本に書いてある。しかし、実際は人それぞれ

・身の回りの大人はみな普通にご飯を食べておりいつまでもミルクを飲んでいる人はいない。離乳食を目安通りに食べなくてもそのうち食べるようになるはず

・私の進め方が悪かったかもしれない。しかし他の人があげても食べない時は食べない

・今後は保育士さんに相談してみたらどうか。保育園では毎日お昼とおやつで離乳食が出るため、娘の進み具合は把握しているはず。プロの手を借りる。※このように他者に助けを求める能力も大事で、「援助希求能力」というらしい


⑦今の気分

悲しい(20 食べ物を残されるのはやっぱり悲しい)、自分に対する怒り(10)、心配(20 食べない時は何をやっても食べないといえ、栄養のことは少し気にかかる)


コラム法を実践した結果、ネガティブな感情が弱くなったのがお分かりだろうか。


今回の治療の進め方は

・1回目:初回は先生と一緒にひとつの事例(事例1)を①〜③まで考える→宿題で、もう一つ事例を挙げ(事例2)、①〜③まで考えてくる

・2回目:事例1と事例2を⑤まで先生と考える→宿題で、もう一つ事例を挙げ(事例3)、①〜⑤まで考えてくる

・3回目:事例1、2、3の全てについて⑦まで埋める

だった。


2.今後の治療

たとえ建設的に、事実に基づいて物事を捉えたとしても不安は残るもの。完全に消え去るものではない。

次からは不安への対処法に取り組んでいくそうです。乞うご期待。(上手く言語化できたらシェアしていきます)


3.治療を受けてみて

認知行動療法の本は読んだことがあったが、その方法について知識として持っているだけなのと、誰か他の人(それも精神の専門家)と一緒に実践してみるのとでは天と地ほどの差がある。なので、もし認知行動療法に興味のある方は一人でやってもいいけど誰か他の人と一緒にやるのをオススメしたい。

・当時は間欠泉のごとくネガティブ感情が吹き出しそれを修正する間もなく号泣していたが、娘から離れ、第三者と冷静になって考えることで当時のことを突き放して考えられている自分に気づいた。

・当時のことはブログやTwitterなどで何度も文章にしたが、コラム法の表に沿って書く(手書き)ことで初めてスッキリ整理できた。記憶を何度も辛いまま塗り直していたのが、再解釈できた感じ。

・先生曰く慣れれば瞬時に頭の中だけでコラム法を実践でき、自動思考を見直し適応思考に繋げられるそうだが、「何か思うようにならない物事発生→即ネガティブ感情全振り、即号泣」だった私が、今後再び娘と暮らすようになって何か事象が発生するたび冷静に自動思考を修正していけるかは自信がない。だからトレーニングを続ける必要があるだろう。

・とはいえ初めての治療法に期待を抱いている。だから希望を持って入院生活を送れている。良かったネ!

 

日によって波はあるものの体調は上向いている。涙もろくなくなり、日中はほぼ昼寝することなく起きていられるようになり、ご飯は美味しく食べられる。ラジオ体操も第一、第二までできる。しかしいつまでも入院しているわけにはいかない。いつか日常に戻った時のため、自分の考え方のクセを把握して必要があれば修正できるようになり、ストレスの逃し方を身につけて、鬱に陥る時間を少なくしたい。娘と夫とハッピーに暮らすために。

ぬわーーーにがASDじゃ

と言いたくなることがある。

ASDの人はこだわりが強い、らしい。

そして人の気持ちがわからないことが多い、らしい。

 

では変に細かくてこだわりが強くてそれをこちらに押し付けてくる面倒くさいあの人は何食わぬ顔して生きてるけど定型発達なのか?「普通」なのか?人の気持ちがさっぱりわからないのに平然と会社員生活を送っているあの人はどうなのか?部下の気持ちも考えず潰しまくるパワハラクソ上司は?セクハラをする人も相手の気持ちわかってないよね?やたらめったら周囲を攻撃しまくってみんなが迷惑被っていた人は?あいつらは「普通」とされていて、私は「異常」なのか???と頭の中で怒りが渦巻くが、いやいや、と思い返す。

ASD自体は特性でありそれに良いも悪いもない。そこに生きづらさが生じてしまえば治療の対象となるのだ。私の場合鬱症状が出てくるから問題なのであって、生活に何の支障もなければ問題はない。(と言い切っていいのかはわからないけれども)

そもそもASDは白か黒かで判断されるものではなく、グレーゾーンの人もいっぱいいる。だから自閉「スペクトラム(=連続体)」症と呼ばれるのだ。


おそらくみんな何かしら「普通」からはみ出す部分を抱えている。乱暴な言葉で言えばどこかしらぶっ壊れている。私自身も、ASDの特性は置いておくにしても色々とぶっ壊れている。だからみんな寛容になって認め合えばいいんですよねきっと。ただセクハラパワハラは御免被りたい。はい、世界平和。

初節句の時の話

当時ぶっ倒れていたせいで書けなかったが、2022年3月3日は娘の初節句だった。

他の年の節句と何が違うのか、よくわからないが、生まれて初めて迎える桃の節句or端午の節句を初節句と言うらしい。

娘のため、私の両親が雛人形を買ってくれた。女の子の節句に結婚式の人形を飾るのはジェンダー!という気がしなくもないがお雛様は好きだ。結婚が女の幸せだというつもりは毛頭ない。母が毎年、私が家を出た後も私の雛人形を大切に飾ってくれているのがこそばゆくも嬉しい。ちなみに私の雛人形は七段飾りである。祖父母が惚れてしまい、勢いで買ってしまったらしい。毎年猫の遊び場になっているが。

 

我が家には七段も飾っておくスペースがないので、「とにかく小さいもの!小さいもので!!」と母にお願いして買ってもらったのがこちら。

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良いお顔〜

お着物も上品。

節句の季節が終わったら下の箱に全て(屏風以外)は仕舞えるという構造である。


節句の前の土日に義両親を家に招いてお祝いをした。夫がちらし寿司を買ってきて、義母が蛤のお吸い物を作ってくれた。


娘の健やかな成長を願っている。

2022年上半期、読んだ絵本たち。

2022年も半分が終わる。何をやっていたか、写真を見ながら振り返っていたら頑張って娘に絵本を読んであげていたことに気がついた。自治体の図書館には感謝してもしきれない。

日中娘が退屈で泣いている時に読んであげると泣き止むことも多々あったし、夜、お風呂の準備ができるまで間を持たせるために一時期は毎日読んでいた。手持ちのものだけだと数も限られ読みきかせる側も飽きてくるので、娘の興味を探る意味でも図書館で大量に借りては返すことを繰り返した。

娘の気を引いたもの、引かなかったもの、色々あったがそれは絵本の良し悪しではなく、あくまで「赤ちゃんである」「うちの娘の」「借りてきたその時点での」反応なので、また別の時期に読み聞かせれば気に入ってくれる可能性は大いにある。

写真と共に振り返りたい。

1月、とりあえず図書館に行って、司書さんにお薦めを聞いて「これがいいですよ」と言われたものを借りてきた。司書さんからは、わらべうたの絵本が良いと言われた。

うたえほんは各種童謡の歌詞が楽譜つきで載っているもの。いざ歌ってあげようにも歌詞を全部覚えている人は少ないだろうから、子供に童謡を歌ってあげたい人は辞書的に活用できると思う。絵本として生後4ヶ月の娘の興味は引かなかったが、今後保育園でお歌を歌うようになったら大活躍する可能性はある。

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じゃあじゃあびりびりはその後市からのプレゼントで新品を受け取ることになる。私はTwitterのフォロワーさんから教えていただいた節で歌って聞かせている。

市からはじゃあじゃあびりびりと共に、ファーストブックガイドのような紙を受け取った。そこで推薦されたものたちを中心に借りてきたのがこちら。
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…どうも淡いタッチのものに娘は集中しない。ならばコントラストの強い絵のものを、と甥のお気に入りだった絵本を買った。私が彼に何度も読んであげた『スライムぴぴぴ』。
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なんとスクエニが絵本を出している。しかも学者さんのお墨付き。わわわとかぞぞぞとか、オノマトペっぽい言葉が並ぶ。

 

谷川俊太郎作の名作絵本、『もこ もこもこ』も借りてきた。物語があってないような、理屈で考えているうちはわからないような不思議な魅力のある本だ。
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しーん

 

色々あって娘の絵本を爆買いしたこともあった。『うるしー』『もいもい どこどこ?』『しましまぐるぐる』『あかあかくろくろ』の4冊。なお、『もいもい』はボードブックを旧年中に購入している。どれも娘は結構じっと見てくれる。
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入院前は毎日のように読んでいた。

 

Sassyの絵本は母からのプレゼントで『まんまる まる』を2021年にもらった。あまりにも反応が良い(じっと集中して見る、聞く、泣いていても泣き止む)ので、図書館にある他のものも片っ端から借りた。このシリーズはやはり人気なようで、他の人の予約が入っているものも多かった。

大人から見るとSassyの絵本はどれも同じように見えるのだが娘にとってはそうでないらしく、じっと見るものとあまり興味を示さないものに分かれた。

図書館で借りてきた中で娘が一番興味を示したのが『ぶるるん』である。反応が良かったので自腹でも購入した。
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赤ちゃんウケを狙った知育系の絵本以外にもトライ。

出産祝いでもらったはらぺこあおむしのガラガラを娘が非常に気に入ったので、絵本も買った。日本語と英語、両方書かれたバイリンガル絵本だ。赤ちゃんは胎児の頃から母語を学ぶという。小さい頃から英語を読み聞かせるとどうなるか、興味があった。

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結論から言うと、ほとんど英語では読んでいない。日本語で読む時となんだか娘の集中力が違う気がするのだ。絵本を読む時だけ英語にしたところで、それ以外の我が家の会話は全て日本語であるわけだから、娘が日本語の方をより「言語」として認識している可能性はある。言葉の発達の専門家でもないからわからないけど。

はらぺこあおむしはいわゆる名作の絵本に分類されると思うが、娘はこの絵本が結構好きだ。読んであげると手でよく絵本を触る。エリック・カール独特の鮮やかな色合いが興味を引くのかもしれない。

 

それならば、と借りてきたのがこれら。

どん。

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市が持つエリック・カールの絵本を予約枠いっぱいに借りてきた。日本人である私たちには馴染みのない動物が出てきたり、物語が長めだったりする。はらぺこあおむし以上に娘の興味を引く絵本はなかった、残念。

このあたりで、子供に絵本を読み聞かせる際は絵と文章量のバランスが重要なことに気づく。文章が少ないから良い/悪いとか多いから良い/悪いとかではない。その子の発達に応じて選べばいいのだ。例えば赤ちゃんなら一枚の絵に対して文章が短くないと集中力が保たないし、ある程度の年齢の子供だったら文章のボリュームがあった方が読み応えがあるだろう。

なお、エリック・カールでは「くまさん くまさん なにみてるの?」のバイリンガルバージョンも買った。英語も、日本語訳も、どちらも声に出すとリズムがいい。


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くまのがっこうシリーズも大量に(市の図書館にあるもの全部)借りてきて読み聞かせた。絵は可愛いのだが、娘にはまだ早かったよう。絵に対する文章の量が多く、まだ物語を楽しまない娘の集中力は途中で切れてしまうことが多かった。またいつか。

 

この度、入院のため帰省し、入院を待つまでの間に娘に絵本を3冊買って送った。本屋さんでウンウン悩んで、これなら気に入ってくれるかな?と思ったものたち。しばらく娘と一緒にいられないから、せめて絵本を贈りたいと思った。人によっては赤ちゃんに洋服を贈るのが好きだったりするんだろうけど、私の場合愛情の示し方として選ぶのは絵本である。送ったもののうち1冊はたいそう気に入ってくれているそうだ。いつか私も娘に読み聞かせてあげたい。

『白銀の墟 玄の月』読了

小野不由美著『白銀の墟 玄の月』、全4巻を読み終えた。中学生の頃貪るように読んだ十二国記シリーズの最新刊(2019年発行)。シリーズとしては6年ぶり、長編としては18年ぶりの刊行。いやはや長かった。待っていた期間も長かったが買ってから放置していた期間も長かった。達成感でいっぱい。驍宗さま、ファンはずっとお待ち申し上げておりました。


活字は苦手だ。中学生の頃までは色々と読んでいた記憶があるが高校に上がってからめっきり弱くなってしまった。鬱が酷い時は更に読めない。それでも今回入院するにあたり、『白銀の墟 玄の月』を持ってきて良かった。意外にもするすると読めた。子供を産んでからは本を読む時間もなかったが、こうしてゆっくり本に向き合う時間を与えてくれたことを家族に感謝したい。


今日の気分は10点満点中5点だろうか。可もなく不可もなく。朝の2時半ごろに中途覚醒してから6時ごろまで眠れず、その後7時半に朝食の時間を告げる放送で起きた。

病院の中の喫茶店Wi-Fiが飛んでいることを思い出して、コーヒーを飲みながら音楽や動画を時間の許す限りダウンロードした。スマホでできることは多いが、何をやるにしてもデータ通信量を食う。Wi-Fi無くしては音楽のストリーミングサービスもYouTubeNetflixも無力である。


脳に出来物があり鬱を発症する場合もあるそうで、MRIの検査を受けた。部屋に入ると巨大な機械は生き物のような音を立てていた。少し不気味。大きな音のする検査で、耳に枕を当てられ、頭部を固定される。だいたい10分ぐらいで終了。