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日々

『白銀の墟 玄の月』読了

小野不由美著『白銀の墟 玄の月』、全4巻を読み終えた。中学生の頃貪るように読んだ十二国記シリーズの最新刊(2019年発行)。シリーズとしては6年ぶり、長編としては18年ぶりの刊行。いやはや長かった。待っていた期間も長かったが買ってから放置していた期間も長かった。達成感でいっぱい。驍宗さま、ファンはずっとお待ち申し上げておりました。


活字は苦手だ。中学生の頃までは色々と読んでいた記憶があるが高校に上がってからめっきり弱くなってしまった。鬱が酷い時は更に読めない。それでも今回入院するにあたり、『白銀の墟 玄の月』を持ってきて良かった。意外にもするすると読めた。子供を産んでからは本を読む時間もなかったが、こうしてゆっくり本に向き合う時間を与えてくれたことを家族に感謝したい。


今日の気分は10点満点中5点だろうか。可もなく不可もなく。朝の2時半ごろに中途覚醒してから6時ごろまで眠れず、その後7時半に朝食の時間を告げる放送で起きた。

病院の中の喫茶店Wi-Fiが飛んでいることを思い出して、コーヒーを飲みながら音楽や動画を時間の許す限りダウンロードした。スマホでできることは多いが、何をやるにしてもデータ通信量を食う。Wi-Fi無くしては音楽のストリーミングサービスもYouTubeNetflixも無力である。


脳に出来物があり鬱を発症する場合もあるそうで、MRIの検査を受けた。部屋に入ると巨大な機械は生き物のような音を立てていた。少し不気味。大きな音のする検査で、耳に枕を当てられ、頭部を固定される。だいたい10分ぐらいで終了。