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日々

不安対策としてのマインドフルネス(らしいよ)

認知行動療法のコラム法では、何か出来事があった時の認知を見直すことでネガティブな感情を軽減できることを学びました。(参考:前回ブログ)

しかし、「どんなに建設的に考えたとしても不安は残るもの」。その不安への対処法として先生が紹介してくださったのが…


マインドフルネス。


一日5分から10分、目を閉じて呼吸に意識を向ける、ただそれだけ。「あ、今冷房の風が当たって涼しいな」など、その時々の感覚に敏感になる。途中で何か考えが浮かび上がってきてもそれはそれとして「今、こんなことを考えているな」と観察する。


不安が生じるのは未来のことを考えるから、後悔が生じるのは過去のことを考えるから。今ココのことしか考えなければ、不安も後悔も生じないはず。


実際、うつに効果があったというエビデンスは多数あるようです。資料ももらいました。


正直、「マインドフルネスか〜あんまり目新しくはないな…」と思いました。ひと昔前、よくテレビで取り上げられていたような。しかしワタクシ、「呼吸に集中」系は続いたことがないのです。合唱のためのブレストレーニングとか、呼吸と動きが一体となったヨガならできる。でも純粋にただ呼吸に集中しようとすると、目の前の感情にかまけて「やってられないんじゃー」と投げ出してしまいます。以前もカウンセリングを受けていた時、「ネガティブな感情に飲み込まれそうになったら呼吸法で逃がせ」(1、2、3でゆっくり吸って、4、5、6で止めて、7、8、9、10でゆっくり吐く、だったような)と言われていたものの継続できず。


今まではうつが続いても寝ていられました。しかし今は娘がいる。退院したら娘中心の生活が待っています。先生曰く、自分でやってみたらスッキリするし、続けたところ同時にこなせるマルチタスクの数が増えるなどストレス耐性が向上したとのこと。せっかく信頼できる先生に会えたことですし、騙されたと思って入院期間(あと2ヶ月ぐらい)はやり続けたいと思います。頑張ろ。