10:44 AM

日々

入院しました

前回のブログが生後4ヶ月のもの。

今、娘は生後9ヶ月になりました。お座りもできるようになりました。

 

産後ずっと辛くて、最初は出産による身体のダメージによるものかと思っていたら、全く良くならずむしろ悪化する一方で、希死念慮に苛まれ、服薬調整すれども良くならず、最終的には一日に何時間も泣き続けるようになりました。娘の顔を見るだけで泣いてしまうようになり、離乳食をあげれば号泣(食べてくれないのを自分のせいだと思う)、最後は娘に触れるのも怖くなりミルクや離乳食もサポートに来てくれた実母や義母にお任せしていました。家族が「これは入院が必要」と判断、主治医も同意し、夫と娘を残して故郷に帰省、大きな病院の精神科に入院となりました。

 

身体を起こしているのが辛いため、途中から「日中私1人では育てられない」という認識を強く持つようになり、保育園を障害者の枠組みで申請したところ、家の近所にある園で受け入れてもらえることになりました。慣らし保育の2週間は頑張りましたが、朝娘が起きるのが怖い(また一日が始まってしまう)、保育園に送り届けるまでどう過ごしたらいいのかわからない、無事に送り届けても熱を出さないか心配で不安で不安でしょうがない、たとえ熱を出さなくても娘が帰ってくるのが恐くて堪らない、といった具合で、慣らし保育が終わった時点で娘から離れました。それから何週間も経って、やっと入院できました。大きな病院は非合理的なことがあっても融通が効かないのが辛いですね。

 

あんなに怖かった娘ですが、娘と離れて毎日ビデオ通話をしていると、可愛いなと再び思えるようになりました。でも、今すぐ夫と娘と3人の暮らしに戻ってやっていける自信はありません。少し持ち堪えてもきっとまた辛くなるでしょう。

この病院の外来では1人の医師が投薬を決めて治療する形ですが、入院すると複数の医師、看護師、心理士、ケースワーカーなどでのチーム医療となり、みんなで相談の上治療方針を決定してくれるそうです。精神科は数値化できないものを相手にしているので、医師一人の判断で全て決定するよりも、複数の人間で考える方が効果的とのこと(そりゃそうだ)。現在は双極性障害Ⅱ型の診断が下っていますが診断からやり直し、薬を整理して大々的に見直してくれるそうです。また、麻酔医と連携した電気けいれん療法など、服薬以外の治療法も試せます。ただし、先生曰く電気けいれん療法は最初改善が見られたとしても再発率が高く定期的に受ける必要があるため(6週間に一度とか?)、故郷と現住所が離れている私にとっては移動が大変で、服薬で鬱を抑え込めるものならなんとか抑え込みたいということのようです。

 

鬱の治療には2〜3ヶ月かかる人が多いらしく、診療計画書の退院予定日には9月21日と書かれていました。娘の1歳の誕生日を一緒にお祝いできないかもしれないと思うと悲しいですが、早めに退院できることも多々あるようなので必要な日数きちんと治療を受けようと思います。

 

私がかかっている病院の精神科は閉鎖病棟しかなく、カミソリ含め刃物持ち込み禁止、40cm以上の紐類持ち込み禁止(携帯の充電コードは許されますがぐるぐる巻きにされ結束バンドで縛られます)、売店に行くにも許可が必要となかなか制約が多い上、コロナのせいで面会が禁止されており、家族に荷物も持ち帰ってもらえないため漫画の大量持ち込みも厳しい(読み終わった漫画や本が溜まっていく一方)。コロナのせいで外出外泊も禁止。つまらぬ世の中。話が逸れた。とにかく2〜3ヶ月、静かな環境で集中的に治療を受けようと思います。良くなるといいな。