備忘録としての走り書き。
・妊娠というものは自分の身体による自分の
人 格 否 定
だなと感じる。
「お前は子供を産むためのただの器だ」と言われ、全て赤子のために身体がコントロールされる。母体の意思なんて完全に無視。
椎名林檎の『流行』の曲にあるように「私の名ならば女 それ以上でも以下でもない」状態。あれ、妊娠や子育ての歌なのか…?
流行りの服も着られないし、流行から置いてけぼりにされる。
・妊娠34週、腹が既に大きくて寝付くのが難しい、運動しんどい、呼吸が浅くなり常に息苦しい、ほとんどの時間身体が重い、床に磁石で引っ張られるかのごとく横になって眠ってしまう。
こんなんじゃ臨月はどうなるんだろう。臨月は妊娠36週からを指すようです。37週から41週の間に生まれてくるのが確かノーマルな出産。
・「今は動くな、エネルギー使うな、俺のために眠れ」と赤子に身体が支配されている。
赤子が全てであり、コントロールセンター。私の身体はもはや私のためのものではない。
妊娠初期に近い感覚。これが後期悪阻?
成長に莫大なエネルギーを使っているのかな?
これからあと1kg増えるんだものな。臓器などは結構完成しているみたいだから、今は外界に適応できるよう膨らましている状態なのかもしれない。
妊娠初期は色々とトンカントンカン作るのにものすごいエネルギーを使っているのかも。
・恥ずかしながら恥骨痛に悩まされています
お腹がぼーんと大きくなるので、恥骨にかかる負担が大きくなってなるらしいです
対策は痛み止めを飲むとか我慢するとかあっためるとか、らしい
・妊娠の週数を重ねると赤子にとって子宮は窮屈になり、一般的に胎動は少なくなると言われている。
確かに頻度は落ちた気がするけど、成長した分エネルギッシュで蹴られると痛い。
・赤子は自分に都合のよくないことを話されるとボコボコと私の腹を殴る蹴るなどする。第二子をどうするかなど。お前絶対日本語理解しているだろ。
・うちの赤子は管楽器の響きが好きらしく、管楽器が大活躍するオケ曲を聞かせるとよく動く。将来は吹奏楽部か?
・昨日モーツァルトを聞かせたら、殴る蹴るというよりモニョモニョと動いていた。やはり赤ちゃんはモーツァルトが好きなのか。理由は不明。母体が強制的にリラックスさせられるのも一因かも。
色々とトラブルを書き連ねましたが、自身の身体が刻々と変化していくのはまさしく「真夏の大冒険」です。妊娠しているだけで冒険できます。トラブルはしんどいけど、どうせならそれを面白がった方がお得で楽しいかなーと思います。
早く子供に会いたいです。夫と私の間に生まれる子はどんな子だろう。早く顔が見たい。
病院の方針で出産まで性別は明かされないのですが、男でも女でもそれ以外の性でも母ちゃんは君を愛するよ。
でももう少しお腹でゆっくりしていてね。