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日々

雲南省・麗江旅行記①

GWに中国・雲南省麗江という街に行ってきました。

麗江古城(旧市街)は世界遺産にも認定されています。
少数民族のナシ族が約半数を占める地域です。

 

ホテルもナシ族スタイルの場所にしました。

和木居忠義店というホテルです。とにかくゆっくりできました。英語が話せる女性がいたのも助かりました。(雲南省ではほとんど英語が通じませんでした…)

素敵な中庭

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部屋も素敵です。

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麗江空港に着いたのは昼過ぎ。ホテルの人から勧めてもらったレストランへと向かいます。

とにかく街並みが美しい!

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そのうち一軒(云雪丽之阿顺厨房)は休憩時間で入れなかったのでもうひとつの云雪丽风情餐厅(皇冠店)へ。

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料理は…びっくりするほど美味しかったです。

泉水豆腐

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雪山魚

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苦荞餅。パンケーキみたいな感じです。

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最後はフルーツティー。パイナップル、リンゴ、オレンジが入ってます。リンゴは一度煮てあり、一手間かかってます。美味しい!

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その後街中を散策しつつ、獅子山という小高い丘に登ります。麗江の旧市街が一望できます。本当に素晴らしかった…!

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まだまだ続きます。

 

RADWIMPS Human Bloom

RADWIMPSの新譜、「人間開花」を繰り返し聴いています。

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有名どころだと、「前前前世」などが入っています。

どの曲もキラキラ輝いています。私は基本的に「好きな曲しか聴かない」タイプの人間ですが、これは全部通しで聴きたい。この曲順じゃないとダメ。

ラストを飾るウェデイングソングの「告白」には涙が出ました。「二人で一緒に風邪を引こうよ」。こんな歌詞、RADWIMPSじゃないと出てこない。野田さんじゃないと出てこない。

 

そして…Twitterのフォロワーさんとのご縁で、なんとライブHuman Bloomに行くことができました。ロックバンドのライブは初めて。大学時代、「有心論」を聴いて衝撃を受けた以来、行ってみたいなあとは思っていましたがここで夢が叶うとは。人生ってわからない。

「誰もすみっこで泣かないようにと 君は地球を丸くしたんだろ」。この歌詞で衝撃を受けないわけがありましょうか。

 

ライブの素晴らしさと興奮を表す言葉が見つかりません。辞書をひっくり返しても出てこないと思う。当たり前だけど、「生」はCD音源と全く違う。

音響も照明もすごかった。後ろで流れる映像がすごかった。痺れた。演奏をさらに良いものにしていた。

古くからのファンに宛てた曲、「トアルハルノヒ」では泣いてしまった。「君と羊と青」で大声を出してみんなと一緒に歌いたかったり、「会心の一撃」で飛びたかったりという夢が叶った。なんて言うんだろ。全曲魂にガンガン響いてきた。まさしくライブ。まさしく「生きてる」。

RADWIMPSにはとろけそうになるぐらいのラブソングも多いけど、一方で破壊的、衝動的、虚無的な曲もある。これまで怖くてあまり聴いていなかったけど、ライブではめちゃくちゃ盛り上がるんだとわかった。もっと聴き込みたい。

 

ボーカルの野田さんが、MCで「(自分たちも観客も)みんな同じ人間なんだよ」と言っていたけど、そんなの信じられなかった。どう考えても信じられないよ。

 

繰り返しになるけど、あのライブを伝える言葉は見つからないです。陳腐な言葉では片付けられないし片付けたくない。とにかく良かったです。また行きたいな。くるくるさん、こんな素晴らしい体験をさせてくれてどうもありがとうございました!

ズートピア

ズートピアを借りて見た。

最近のディズニーは面白いので興味を持った。アナ雪もモアナも、単なる「2人は結婚して幸せになりました、めでたしめでたし」ではなく、しっかりテーマがあるのがいい。

 

草食動物も肉食動物も仲良く暮らす世界。ウサギ初めての警察官であるジュディは夢の都会ズートピアに出て、そこである事件に遭遇する。

 

取り敢えず、控えめに言って最高だった。まさかの歌って踊らないディズニー。マイノリティの問題などを取り扱う社会派。これまで差別で希望の職に就けなかった人が、やっと就けた時に体験する辛さ。人種差別。マイノリティである自分が、また新たな差別を作り出してしまうこと。夢を持って都会に出ても、必ずしも叶わないこと。それでも希望は持っていいということ。その夢はいつか叶うかもしれない。

要するに刑事モノで割と硬派なのだがそこはディズニー、魅力的なキャラクターが出てきて、笑いを交えながら気持ちいいテンポで観客をぐいぐい引き込んでいく。そして必ずハッピーエンドなのがわかっていることの安心感がいい。テレビに釘付けになってしまった。

 

これまで見たことがない人には超お勧めしたい作品。絶対唸らされること間違いなし。「アナ雪」はあんなにブームになり、それに比べると人気が低かった気がするけど、名作だと思う。

KAJALLA#2『裸の王様』

KAJALLA#2『裸の王様』を見てきました。KAJALLAは小林賢太郎率いるコント集団です。今回は2作目の公演。

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あらすじも何もネットには書いておらず、少しビクビクしながらチケットを取りました。それでも興味を持ったのは、小林賢太郎ラーメンズの映像を見て、すごく笑えた思い出があるからです。

見てみて、あらすじが書かれないのに納得。短いコントがたくさん詰まっている舞台なのです。

 

結果は…ずっと笑いどおしでした。最高!
しかも、ものすごく高度な笑いというか、不条理というか、自分がなぜ笑っているのかすらよくわからない感じ。観客が持っている日本人としての常識も利用されている。芸人さんって恐ろしく頭がいいのだと思う。観客が日本語を聞き取れるよう話さなければいけないし。動作もいちいちおかしくて、なおかつ美しい。ひたすら圧倒され続けた2時間だった。幕間に流れる音楽もいい。

  

初めてコント劇を見に行くということで緊張してしまい、ジャケットも着て少し綺麗めな服装で行ったら、みなさんドカジュアルな感じでいらしていたのでびっくりしました。しかも示し合わせたのか?というぐらい、ダボッとした格好に踵のない靴の人が多い(でも格好いい感じでまとめている)。コント劇って、こんなドレスコードでいいんだ、とわかりました。次に行くときはジーンズにお気に入りのスニーカーとリュックで行こうっと。

 

大阪公演はまだまだ始まったばかり。梅田のサンケイホールブリーゼで上演されています。当日券がどれだけ余っているのかはわかりませんが、ご興味があれば見に行かれてはいかがでしょうか。絶対笑えます。

 

個人的には、子どもを連れて行くと最高に楽しんでもらえるのではないかなあと思いました。高校生以下は2500円でものすごく安いし。終わった後、小学生なんかは絶対真似しそう(笑)一緒に真似しあうことで、連れて行った大人も楽しい気持ちになれるんじゃないかと思う。

 

KAJALLAの公演がまたあったら絶対見に行きたい!ばー!(見た人にはわかるギャグ)

大阪城公園の桜

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大阪城公園の桜です。濠に桜が咲き乱れてます。

 

その日は残念ながら雨でした。

まずはJR大阪城公園駅で降りて、森ノ宮の方にぐるりと歩いて行きます。

とにかく外国の方がたくさんいました。みんなこの時期を狙ってきてるんだろうなあ。雨だからって諦めるわけがない。

桜と紅葉のシーズンはそれぞれ日本で最も美しい季節のひとつだと思いますが、難しいのは時期があまり読めないこと、そして一瞬で終わってしまうこと。日本に来られる外国の方は本当に見られるかハラハラしながら航空券を取られるのではないでしょうか。

 

もう少し歩きたいと夫が言うので、JR森ノ宮から谷町線谷町四丁目まで歩くことに。

途中の道に両側に桜が咲き誇る場所があり、目を見張りました。(写真でお見せしたかったのですが、私や夫が写り込んでいるものしかなく悔しい。)

みんなJR大阪城公園から降りるし、その辺りは(この時期だけ)バーベキューもできるのでとにかく人が多いのですが、そのあたりはとても静か。雨であったこともあるのでしょうが、穴場な気がします。

 

何はともあれ、今年も無事に桜が見られたことに感謝です。連れ出してくれた夫にもありがとう。来年もまた桜が見られるといいな。

鍼と灸

以前お世話になっていた鍼の先生が遠くに引っ越してしまってから超鍼灸ジプシーになっていました。何軒か行っても合わない。同じ鍼灸という名前でも、同じ資格でもみんな違う。しかし先日、信頼できる知人(職人気質の人、技術が一流の人大好き)からお勧めされ、とある鍼灸治療院に行ってきました。開院して数ヶ月の、新しい治療院でした。

 

どうしてジプシーになっても鍼が気になるかと言うと、最初の先生がとても良くて、少ない鍼で巡りを良くしてくれる人だったから。とにかく毎日身体が辛く、歩くだけで息が上がるぐらいひどい状態だった私を地獄から救い上げてくれた人。私はストレスがかかると背中や腰に来るのですが、もうどうにもならんという状態で駆け込んでも一発で治す。百発百中、一撃(一鍼?)必殺の先生だった。

 

まずはお茶でもてなしていただいた。

メインの相談事は腰がものすごく重いことだったのが、とにかく何でも言ってください、という先生だったのでこちらも腹を割って話すことに。

自分が双極性障害であること、そのせいか体調の浮き沈みが激しいこと。体質の改善をしたいこと。でも、お金がないこともあってこまめに通うのは難しいこと。これまで行った鍼の先生ひとりに病気を否定されて辛かったこと、病名の否定はしないで欲しいこと。

病名はご存知なかったみたいだけど、「とにかく身体を診てもらうのが早いと思います、それで先生にとってベストな鍼を打ってください」、とお願いする。

 

1週間ぐらい痕の残る施術法も(合意の上)試すことに。ちょっと痛い、強めの鍼。その後は背中にお灸をした上で、ソフトに肩や背中に打ってもらう。これは少しツーンとした。そして仰向けになり、お腹にお灸をしながら眠気を誘発するような鍼を足や頭に打ってもらう。あっ気持ち良い…頭の鍼が特にコツンコツンと言う感じでうっとりする。そして少し置く。眠ってもいいよ、と言うスタンス。眠りはしなかったけど夢見心地に。

 

痕が結構残ったので、正直次来るかなあ…と思っていたら施術後もゆっくりお話できることに。これまでは(最初にお世話になった先生以外)ゆっくり話せるタイプの先生がいなかった。たくさんの患者さんを診ながらの診療で、最後はお会計だけで終わってしまったり。それでも自分の意思をはっきり伝えなかった私も悪いんだけど。

治療の後に痕を見てみたら結構はっきり残っていたので、家族に見られたくない、その治療法以外だけで治療してもらうことはできるか、と聞いてみる。先生にとってはそれを使うのがベストな治療だけど、それ以外も色々試してみよう、あなたにとってベストな治療法を一緒に探っていきましょう、というお話をされた。ツーンとした強めの鍼も、好きなら良いけど辛くて身体がこわばってしまうと良くないので、弱めの鍼が気持ちよかったならそれが私にとって合っているのかもしれない、と言われた。我儘な客で本当にすいません…!とにかく何でも言ってくださいというスタンスに感動する。

 

終わった後は腰や背中がスースーと爽快に。こんな感覚初めて!そして肩や首が柔らかく動くようになってる!

そして嬉しいのは、再度通院するよう強く勧めないこと…!私の身体の状態では2週間おきがベストだけど、私のペースでいいよ、と言ってくれました。これまで「1週間おきに通ってね」と強く言う先生に当たったこともあり、それが金銭的にも負担だったので今回の先生の誠実な姿勢にほろり。

 

とりあえず、もう一回行ってみようと思います。腹を割って話せる先生がいるのは、ありがたいことです!わーい!

春に

ちょっと最近調子が良い。良すぎて怖い。

多幸感溢れる日々。

 

今日は朝早く起きて朝食を食べ、まずストレッチで身体を温める。英語の予習と中国語を20分ぐらいやって、少しTwitterを見る。9:30からSkypeで英会話をやって、終わったらその復習と次回の予習。うわー、休職中のありあまる時間を活かせてる。これまでの自分からは信じられない。

ある程度やったら家中の窓を開け放して掃除機をかける。今日はとても暖かい日で、昨日より一気に気温が上がった。室内の方が寒いくらいだ。綺麗になると気持ちがいい。

ふと思い立ち美容室に予約を入れる。自分が幹事を務める飲み会のレストランに行ってお店とメニューを事前調整。その足で美容室に行き、とにかくスッキリしたいといつものお兄さんに伝え髪を切ってもらう。全面的に信頼しているので全部お任せ。ポイントが溜まった特典でトリートメントを無料で受けられた。髪がつるつる!

良い気分でそこから10分ほど離れたバー兼喫茶店へ。サイフォンで淹れられたコーヒーを片手に雑誌を読む。神社の特集だった。マスターはたった400円のコーヒーしか頼んでいない私にびっくりするほど丁寧に接客してくれた。

なんというか、人は丁寧に接されると自分の背筋も伸びるものなんだな。

1日でだいたい8000歩歩いた。お日さまのもと歩くと幸せな気分になる。

夜になるとだいぶ気温が下がった。お米を炊いている間にお風呂に入ってしまう。旬の桜鯛をグリルで塩焼きにする。家にあった日本酒が桜鯛の上品な味にとても合う。あとは大根サラダとキムチ冷奴と、ネギとえのきの味噌汁、そして白米。お米が美味しい。

そして今この日記を書いている。

 

新しい薬を試してから3週間。とても調子が良くて、週に2日は寝込んでいたのが全くなくなった。もちろん家でゆっくりする日はあるけど、それでも起きて活動している時間が多い。

一度散財欲求が出たが、前からの薬を減らすことでおさまった。最近薬を増やす一方だったので減薬できたのはとても嬉しい。

 

副作用に耐えながら薬の効果が出るのを待った結果かしら。カウンセリングで自己観察を続けて「調子の良い自分に持っていく」スキルがついたからだろうか。

 

ちょっと谷川俊太郎の「春に」の気分。この気持ちはなんだろう。春だからか、身体が浮ついてふらふらしている。動きたいのに落ち着いてコーヒーを飲みたい。休んでいい時もしゃっきりしてる。

春は気が上に上がってくるから歩いて気を逃してね。できるだけゆったりした気持ちで過ごしてね。と鍼の先生が言っていたのを思い出す。ああ、鍼行きたいな。先生が遠くに引っ越してしまってから随分行っていない。

 

春だから。

少し浮かれている。

この気持ちはなんだろう。