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日々

〜本厄総仕上げ〜“We’re be alright”で”Rain On Me”な年末

突然ですが、厄年って信じますか?

私は信じています。前回厄年(数えで19)の時、人生がこれ以上ないほどドン底だったからです。

「迷信」とおっしゃる方もいますが、まあ…ずっと元気で健康な方はそれでいいんじゃないですかね…

母は「まあだいたいこの辺りで人生ガタが来るよ」という昔からの知恵であると言います。

 

私は1988年生まれ辰年、今年が本厄です。
2020年は新潟の白山神社での厄払いで始まりました。

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最近の私の生活観(人生観よりもっと短いスパンのもの)はアリアナ・グランデのBe Alrightです。私は藤井風さんのカバーで知りました。とても良いカバーで、かつ日本語訳付きですのでどうぞ。


Be Alright - Ariana Grande (cover)

本家はこちら。CD音源よりライブの方が断然いい。ただ、これだけ長い紐のついた服を着ながらピンヒールで踊っているので、ひっかかってコケないか心配で歌に集中できない(笑)


Ariana Grande - Be Alright (Vevo Presents)

 

Baby, don't you know

分かってるでしょう

All them tears gon' come and go

どんな涙も来ては去ってゆく

Baby, you just gotta make up your mind

ただ心の中で決めておけばいい

We decided

私たちは決めたんだよ

We're gonna be alright

私たちは大丈夫だって

 

…という訳で、まあアップダウンはあるけど、最終的にまた良い感じの時間が訪れればいいんじゃない??一時的に悪くなってもきっとまた良くなるよ…たぶん。って感じです。

 

これは実の両親、義両親、そして夫が比較的健康で、私は私の健康だけを心配していればいい、しかも家族のおかげで住む家とご飯には困らないという幸運に恵まれているからこそ言えることです。有り難い、と書いてありがたいと読みたい。

 

閑話休題

 

さて、今年は健康面で色々ありました。新型コロナウイルスに感染したかは不明ですが(無症状で無自覚なまま治ってしまった可能性はある)、様々な方面での体調不良のオンパレード。

 

・お尻の穴から血が止まらない→固形物を取るのをやめて数日間点滴を続け、塗り薬で凌ぎつつ大腸内視鏡検査→癌ではなかったし、薬で血が止まったので結果オーライ。

 

大腸内視鏡検査はキツかった。まず、準備がキツい。

朝から2Lもの下剤を飲み続けなければならないのだ。

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頻繁に大腸内視鏡検査を受ける人を尊敬するようになった

そして実際の検査は、私の人生史上最も痛い検査だった。麻酔を希望したのだが一切効かず、「人によっては効かないのよね~」などと検査後に看護師さんに言われ、「なんやねんそれ(怒)」と思いながら、麻酔を使った故に更に長い時間点滴を受けなければならなかった。 

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大の大人が呻きまくる地獄絵図

 

・腹痛が止まらず何日も何週間も寝たきり。内科に行き、最初胃薬で対応、それでも治らないのでエコーと胃カメラで検査。胃カメラは異常なし。エコーで胆嚢に泥のようなものが見つかったため大きな病院でMRIを受け、胆嚢の壁に石灰質のものが出来ているが、経過観察でOKとなった。

個人的には胃カメラを鼻から入れていく際に、看護師さんが後ろから背中をさすってくれたことに驚いた。リラックスしていないと管が喉を通っていかないからなのだろうが、なんだこのサービス。個人的にはホッとしたので看護師さんには感謝である。

主治医曰く、検査をして何も問題がなくても胃痛が続くことはあり、ストレスなどで胃腸が普通とは異なる動きをしてしまい痛みが生じることが多い。そうなると、対症療法しかない

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どうしようもないね!

・不正出血が止まらなくなった。エコーで見て問題はないが、女性ホルモンの動きが乱れているようなので出血剤で血を止め、ホルモン剤で女性ホルモンの動きをリセットして無理矢理次の生理を起こさせた→現在はなんとかなっている

 

・肌トラブルがこの一年でいきなり酷くなった。全身が痒くなり、顔へのスキンケアは尽く沁みる。顔に細かいブツブツができ、毛穴が急激に開き、ニキビができては消えてゆく。

→皮膚科に相談。痒み止め兼アレルギーの薬(錠剤)と、痒い時に吹きかけるスプレーをもらった。美容皮膚科を勧められたが高額すぎてそちらは断念。

痒みについては止まった。個人的に色々調べ、ノンコメドジェニック(ニキビができにくいかのテストをパスしたもの。高価な試験のため、宣伝文句として強力で、パスしたらほぼ必ず記載がある)のスキンケアや日焼け止めを使うようになった。

 

・アレルギー性結膜炎とドライアイのダブルパンチ。目が沁みてしょうがない。→内科でアレルギーの血液検査(39種類へのチェック)→特に検査で問題は見つからず、アレルギーの薬と目薬で治る

 

・不眠はひどいし、眠れた日は過眠になるし、特に23:00~3:00は魔の時間帯で、自分を責める声が頭の中に鳴り響き、酷い場合「殺せ」という声が鳴り止まない。かといって仕事もできない。いい時間の潰し方を探している。(イヤホンでラジオ形式の数十分の音源をダラダラと流したりしている)

 

・【最新】頭痛が止まらない。常に頭皮が引っ張られている感じ。仕事が手につかない。歯医者さんで睡眠中の食いしばりが確認できたため、マウスピースを作ることに。(※食いしばりは頭痛に繋がるのです)(寝ている間のことなんてどうしようもなくない?)

お腹が緩く、気分が悪い。吐き気にも近い。内科で胃薬と頓服を処方してもらってやり過ごしている。

仕事も、びっくりするほど進んでいたのが再び急ブレーキがかかった。頭が痛すぎて、頭を使う作業が一切手につかない時間が多い。

今日はびっくりするほど気分が良かったので、クライアントに初稿を提出しました。

 

驚いたのは妊活中というだけで飲めなくなる薬が多くなり、治療の選択肢が大きく限られると言うこと。持病に関しては、(最初から若い女性に妊娠禁忌の薬は出さない方針の医師だったが)妊活を始める段階で、妊娠に関するエビデンスの少ない新薬は避け、可能な限り減薬してきた。医師と相談の上、準備に準備を重ねてきたと言える。

だが、正直他の診療科でここまで制限を受けることになるとは思わなかった。

 

「産むなら若いうちに産んどけ」とはよく聞くが、身体の他の部分で大きなトラブルが起きないうちに産んでおくと楽だよ、というのも含まれるのかもしれない。とはいえ、大学時代以降完璧に健康だったことなんて記憶にないし、妊活すれど赤ちゃんはまだやってきてくれないのでどうしようもない。ただ、これまでは持病だけで徹底的にボコられていたのが、多方面から殴られるようになったような感じだ。

 

まさしく本厄総仕上げ。お祓いに行ってもこれだから、行かなかったらもっと酷かったんだろうとポジティブに捉える。

今の気分は、ガガ様のRain On Me.「何事もなければ一番だけど、残念ながら生きているんだ。もう何でも降ってこい、かかってこいやー(超訳)」


Lady Gaga, Ariana Grande - Rain On Me (Official Music Video)

 

ということは、来年は後厄です。しかも次の本厄は数えで37歳…で前厄は36歳。女の30代は厄だらけ。

ちょ、2年しか休憩なくない?

その代わり、その後は女性は厄年は来ません。ちょっとホッとしますね。

 

【医療従事者のみなさま、本年は大変お世話になりました。引き続きよろしくお願いいたします】

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