10:44 AM

日々

2020年上半期まとめ&下半期抱負

f:id:Elaineintherain:20200702030222j:image

2020年上半期は、自分という土壌にこれまで自分が植えてきた、というか、他の人が植えてきてくれた種が、一斉にぽぽぽぽぽ!と芽吹いた時期でした。

 

1月は妊活に向けた断薬のため死んでいましたが、2月9日にリングフィット、3月16日にフィットボクシングを買ったことで病状が安定し、あんなに増え続けていた体重も減り、外出も前ほどは苦ではなくなりました。

弓道をやっていたおかげで腕の筋トレはキツいけど辛くないし、合唱部時代散々腹のトレーニングをしてきたからか、腹の筋トレもキツいけど辛くありません。マッスルメモリー!一番辛いのは下半身です。大腿四頭筋…内転筋を鍛えるのは結構好きなんですけどね。

 

体調が安定してきたということで、在宅でできる仕事を探しました。たまたま、英文記事ライティングで私を気に入ってくださる方がいて、その方を主にクライアントとしてライティングの仕事をしています。

英日・日英翻訳はちょこちょこやっています。きちんとプロとして認めてもらおうと、翻訳会社のトライアル(※プロとして登録してもらえるかの試験)の結果待ちです。

意外にも、翻訳学校に半年通ったことが役に立ちました。当時は「こんなの受けてどうするんだ、何の役にも立たないのでは」と思っていましたが、めっちゃ役に立ったよありがとう。

 

英文ライティングの内容としては、日本(語)の紹介を通じて日本文化などを紹介するみたいな記事です。

日本を紹介する際、ベースとなるのは高校や大学で培った知識。という訳で実家からかっぱらってきました。漢字辞典は2種類持って帰ろうと思ったら怒られた。

f:id:Elaineintherain:20200702030839j:image

上手く写ってないですが九鬼修造の『「いき」の構造』も持ってきました。
f:id:Elaineintherain:20200702030849j:image
f:id:Elaineintherain:20200702030857j:image 

なんと新渡戸稲造の武士道は原著が英語、日本語版はそれの訳。痺れますね。

f:id:Elaineintherain:20200702030900j:image
いい加減読み直さないといけないForest(最近の高校生はまた別のものを使っているらしい)と、大昔「医療翻訳とかやってみたいなぁ〜」と思っていた頃に買った本。(※読んでない)
なんだこれ。「論文らしい長い文の作り方」とかあって最of高じゃん。グッジョブ昔の私。節とか構文とかバッチリカバー👌
f:id:Elaineintherain:20200702030853j:image

この辺りは私が大学進学したあたりから既に実家から持ち出しているものです。懐かしいと思った人は同世代。

f:id:Elaineintherain:20200702030846j:image

辞書系。ロングマン英英辞典は確か翻訳学校に通っていた頃に勧められて買ったものだったのですが、なんとこれはイギリス英語対応で、アメリカ英語はまた別のバージョンが出ているのだった(絶句)

英語コロケーション辞典も、翻訳学校で勧められて買ったもの。

国語辞典は最新のものを買いました。日本語はどんどん変わっていくからね。
The Chicago Manual of Styleはスタイルブックとして有名とのことで買いましたが難しくて読めるかな…って感じ。

f:id:Elaineintherain:20200702030835j:image

仏教の基礎知識…?として面白かったのはこれ
超オタク(※仏教オタクという意味ではなくニコ厨的な意味で)文法で書かれているので、それに慣れる方が普通の人は大変かもしれない。昔のニコニコ動画に浸ってた人はサクサク読めると思う

 

今思うと、教育というのは、自分の中に種を植える/植えてもらうことだったんだな、と思う。

それがどう芽吹くかはわからないけど、いつか何かの形で芽吹く。だから、(特に高校までの)勉強している当の本人は、それが何に繋がるのかわからないし、無意味に感じることもあると思う。

だけど私は言いたい。ロアルド・ダールの「おばけ桃の冒険(James and the Giant Peach)」の映画に出てくる台詞みたいに。

どうして勉強するのか、と子供たちに聞かれたら、こう答えたい。

"Marvelous things will happen; things even you never dreamt of."

(素晴らしいことが起こる、君が夢見たことすらないほどの。)

 

中国語を勉強したことも、中国語と日本語の違いを説明するのに役に立っている。

全てがライティングへと繋がっている感覚。

 

それにしても公立高校のコスパって半端ないですね。私の時代で月12000円ほどだったそうで、それで週5で6限まで授業して、テストも定期的にやってくれて、しかも夏休みや冬休みは受験対策の補修までしてくれる学校でした。職員室に質問に行けば、先生方は何でも答えてくれるし、本当に恵まれた環境でした。

弟の代は高校の学費無償化で授業料がタダだったらしく、なんじゃそりゃ、それもう「コスパ」の「コス」がなくて「パ」だけじゃん、という気持ちになりました。

 

大人になると、勉強にすさまじくお金がかかります。翻訳学校に通うのも、半期で22万円かかりましたし。土曜日2時間授業x2=4時間(英日翻訳と日英翻訳)、毎週宿題が出てびっしり赤ペン先生、そして全員分の回答を各学生に配布し、ディスカッションしながら何が一番良い訳かを探っていく授業でした。

ただ、大人になると自分の金で学ぶので、必死さが違うというのはあります。

 

当然のことですが、高校・大学で学んだことはあくまでベースであって、最新の「常識」はネットで調べたりします

鎌倉時代って1192年からだと習いませんでした?「いい国作ろう鎌倉幕府」だよね?
最近は1185年開始がメインストリームっぽいです。とはいえ1192年を鎌倉時代の始まりとする説も「異論」としては認められているようです。

 

また、海外を旅して、海外の友人たちと接してきた経験が、外国人は日本の何を知っていて何を知らないか、そして何を知りたいのかを推測する材料となっています。

また、ジョジョ鬼滅の刃などを読んできた経験も、生かされそうです。

 

とにかく、今までの人生経験がライターとして全て文章に繋がっています。それはまさに、これまで何も芽が出ていなかった土壌から、ぽぽぽぽぽっ!と芽が恐ろしい勢いで出てきたようなものです。

これらを、枯らさないように、上手く育てるのが下半期に重要になってくると考えています。果たして、その芽は大木になるのか、背の低い植物で花が咲くのか。私だけの庭園を作るような気持ちでいます。