一年ほど延期になりましたね。
一年でコロナの感染が収まるとも思えないので(ワクチン・薬の開発には1年〜1年半は最低でもかかると聞いているし)、2年の方が良かったんじゃないかなあと個人的には思っております。
っていうか7月にやる案が出てるって何??また猛暑対策が必要になるよ??もういっそ桜の季節にやったら?(それか秋か)
自分が精神障害を持っていると自覚してから、東京五輪に向けての盛り上がりムードにノリきれずにいます。
理由は、パラリンピックが身体障害者と知的障害者の大会だから。
精神障害者は診断基準を作るのが難しいからパラリンピックの対象にならないとTwitterのフォロワーさんからお聞きして、それは納得したのですが、納得がいかないのが五輪のスポンサー企業が「私達は障害を持つ人とも共に暮らせる社会を目指します」みたいな顔をしていることです。(前職の会社www)
果たしてそこに精神障害者は含まれているのか??身体障害者も、知的障害者も、パラリンピックに出られるレベルの人たちだけ見てない?
そもそも、テメェの会社が身体障害者だろうが、知的障害者だろうが、精神障害者だろうが、発達障害者だろうが、他の障害何でもいいのですが、障害者雇用にどれだけ積極的かバラしたろうか、ああん?と前職社長の顔写真を見ると思います。
東京五輪に向けて金を注ぎ込む前に障害者雇用比率を上げてくれと思います。スポンサー企業になっているのも、五輪に向けたインフラ整備で儲けようとしているからなのはバレバレなんですけどね☆
東京五輪が楽しみでしょうがない人がいるのも知っていますし、招致に向け非常に頑張った人がいるのも知っています。
でもノリきれない人間もいるのは、高校の体育祭みたいだなと思いました。私は当時、応援合戦だとか、バック(桟敷の後ろに飾る絵)とか連合創造(大道具小道具衣装などを用意してみんなでダンスしたりしてテーマを表現するもの⁇)とかに燃えてたんですけど、みんなが盛り上がる中で、全然乗り気じゃない女の子がクラスに一人いて。というか、そもそも欠席する気満々だったのかな。(※全員の人数を考えてダンスの隊列を考えたりするので欠席されると穴が空く)
当時は理解できないなー、みんなと盛り上がったらいいのに、と思ったんだけど、先生が「みんながみんな、あのイベントのことを好きな訳じゃないよ」と諭してくれて。
伝統的に超盛り上がる体育祭は、母校にとってアイデンティティみたいなものだったので、当時は不思議がっていました。
でも今は、正直五輪スポンサー企業に憎しみを感じるレベルになっていて、当時の彼女の気持ちも少しわかる気がします。半分私怨ですが。
これまで私も外国で開催されてきたオリンピック・パラリンピックの放送は観てきたし、スポーツ観戦は楽しいのですが(ラグビーW杯は最高に面白かったですね!!)、自国開催になって、そして自分の勤める企業がスポンサーになって、なんだよ偽善じゃん、と思うようになりました。
ちなみに長野五輪の時は純粋に楽しんでいた気がしますね。WAになって踊ろうを小学校で踊ったりして。
確か開会式で「信濃の国」(長野の県歌)をみなさんが歌っていた気がする。一番二番を歌えるのは当たり前で、三番以降を歌えるかで真の長野県民であるかが問われるって聞いたことがあるんですが本当でしょうか…
なお、東京2020に向けた歌「パプリカ」は良い曲だと思います。初めて聴いた時は「なんじゃこの複雑なメロディは、みんなが口ずさめないじゃないか、大丈夫か米津玄師」と思っていたのですが、ある日無意識のうちに鼻歌を歌っている自分に気がつき考えを改めました。
<NHK>2020応援ソング「パプリカ」ダンス ミュージックビデオ
冒頭の「最初はグー、ジャンケンポン!」で一気に子ども時代に引き戻される人も多いのでは??
子供たちが歌う英語バージョンは日本語の歌詞ほぼそのままで、翻訳上手いなあと感心します。歌いやすいかは不明ですが。
子供たちが日本語・英語で歌うバージョンも好きですが、米津玄師が歌うバージョンも「いかにも米津玄師!!」っていうサウンドでホッとしました。
米津玄師 MV「パプリカ」Kenshi Yonezu / Paprika
なお、子供たちのダンスをNHKが解説した動画もみましたが、「こんなに簡単でわかりやすい言葉であの一見複雑に見えるダンスを説明するのか」と感動しました。うさぎ跳びの強要は納得してませんけど(笑)
今の小学生の子たちとかはパプリカを踊ったりするのかしら〜楽しい瞬間がちょっとでも多くありますように。