10:44 AM

日々

人生で初めて髪を染めた話

31歳にして、人生で初めて髪を染めました。今流行りのインナーカラーってやつです。

f:id:Elaineintherain:20200325035623j:image
f:id:Elaineintherain:20200325035626j:image

6〜8歳の頃アメリカに住んでいたことがあり、移民の多い地域だったこともあり様々な髪・肌・目・色の人たちがいて、黒髪はアジア人としてのアイデンティティとして深く胸に刻まれることになりました。別にアメリカに住んでるアジア人だって髪を染めてる人もいると思いますけど、当時小学生だったので誰も染める人はおらず「みんな違ってみんないい」みたいな雰囲気でした。

成人してアジアをよく旅行するようになり、現地の人の黒髪を見て素敵だなぁ、日本人も無理して染めなくてもいいよなぁと思っていました。

 

という訳で、白髪染めをするまで髪を染める日が来るなんて、夢にも思っていなかったのでした。常時眼鏡で黒髪の私が、初めて会った人に「髪を染めてコンタクトにすればそのダサさは少しはマシになるかな…」みたいなことを言われた時はふざけんなクソが黒髪は私のアイデンティティじゃと心の中で思いました。(口には出してない)

 

ところが最近ネット上の知り合いが何人か、インナーカラーを楽しんでいる画像を上げていて「お洒落だな」と素直に思いました。
そんなに頻繁に染め直さなくてもプリンにならなそうだし(私はものぐさなのです)。そして髪色の大部分は黒いままなのでアイデンティティの崩壊が起こることもなかろうと考えました。

 

ちょうど髪を切る時期だったので美容院に行き、信頼している美容師さんに「インナーカラーを入れてみたいんですけど、私の髪の長さでできますか?」と相談してみました。
「できるけど、インナーの部分の髪が少なくて、隠れるっていうよりは結構見えちゃうよ」と言われましたがお願いしてみました。赤とか青とか紫とかの派手な色を入れたい訳ではなかったので、ブラウン系で…と言ったらラベンダーアッシュという色をお勧めされました。色見本出されてから即決まり。(注:染めたことがないのでもはやお任せ状態)。

 

あんまり写真からはわからないかもしれませんが、時間が経つにつれて色が抜けて明るくなっていくそうなのでその変化も楽しみです。

カラー代も意外と安かったし(5年ほどお世話になり続け、ゴールド会員なのでいつでも10%OFF☆)、カットも入れて2時間ぐらいで終わり、ストパーほど時間はかからないし、自分を変えるのは拍子抜けするほど簡単でした。

 

ところで、上記の記事をFacebookに投稿するにあたり、英語でも説明を書いたのですが、髪に関する単語を色々と調べて面白かったです。インナーカラーを"Peekaboo highlight"(いないいないばあハイライト)って呼ぶのは面白いし、プリン頭はDark rootsと呼ばれて、別にネガティブな捉えられ方をしていないそうです。日本だとみんな黒髪だからプリン頭は手抜きと見られるけど、英語圏だとそうじゃないのか…勉強になりました。