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日々

中国旅行記(6日目 西安)

西安と言えば?」と聞かれたら、兵馬俑を真っ先に思い浮かべる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

と言うわけで、人混みに揉みくちゃにされた翌日、私達は兵馬俑へと向かいました。西安の駅前から専用のバスが出ています。

出発が遅かったので、兵馬俑に入る前にレストランで腹ごしらえ。

この、めっちゃ複雑な漢字で書かれているのが「ビャンビャン麺」という、陝西省で一般的な平打ち麺です。頼んだらトマトソース味のものが出てきました(写真は一人前)。

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食べたらレッツゴー!

秦の始皇帝でしょうか。

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入場料150元。ええ値段しますね。こんな感じの建物が3棟ありました。

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次は華清池へ。玄宗皇帝や楊貴妃も愛用したという温泉地です。温泉自体は約2700年前に発見され、歴代の王朝によって離宮が建てられてきました。入場料150元。ええ値d(ry

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楊貴妃の像。彼女がここの温泉に入ったことは白居易の「長恨歌」にも「春寒賜浴華清池、温泉水滑洗凝脂」と詠われています。

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楊貴妃が浸かったというお風呂。

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ガイドブック「地球の歩き方」に津陽門付近に足湯があるとの記載があり、せっかく温泉地に来たんだから是非温泉に入りたい〜!と探してみれば一人50元。しかもぬるい。でもやっぱり入りました。楊貴妃にならって、足だけでも少しは美人に…なっていたら良いのですが。

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さて、華清池に来た最大の目的は、「長恨歌」のショー。玄宗皇帝と楊貴妃のロマンスが毎晩上演されており、観光客に人気を博しています。

私達はTripAdvisorから以下のディナー付きショーのチケットを予約して行きました。ショーを予約する方法は他にもあったでしょうし、当日券も買えたのかもしれませんが、中国語が不得意なので事前に英語で予約できたのがありがたかったです。華清池は街の中心から離れていて、近くにレストランがあるのかもよくわからなかったので、食事付きなのは却って安心でした。私達の時で2人で19,000円ぐらい。ガイドブックによるとショーのチケットだけで238元~988元するみたいですね。

www.tripadvisor.com

一度敷地を出て、西門近くのビジターセンターで18:40にガイドさんと待ち合わせ。そのままレストランに行き、9品のコース料理をいただきました。なんと料理が出てくる度にガイドさんが内容を説明してくれるというサービス。大変恐縮です。

コース料理は全て絶品!

"Wings of Phoenix"と英語で説明されたこの料理は仲の良い鳥のシンボルでもあるそうで、そういえば「長恨歌」にも「天にあっては比翼の鳥のように」とあったなあ…と思い出しました。完全に付け焼刃の知識です。

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伝統料理だというImperial Noodle Soup。細かく切られた麺がたくさん入っています。

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これで最後。も、もう食べられません…。

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時間になったらガイドさんに連れられ、再度敷地内へ。結構良い席!

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感想としては…すごかった。水、音、光、踊り、衣装…エンターテインメントが助走をつけて全力で殴りに来るような作品でした。

終わったのは夜の9時半頃。ガイドさんが迎えに来てくれて、公共のバスはもう無いということで、一人15元で乗れる私営バスまで案内してくれました。何もかも至れり尽くせりでした。谢谢!