10:44 AM

日々

Magic Carpet Ride

ピチカートファイブをまた聴き直している。

高校時代、たまたまHMVで手に取ったSinglesというアルバム。東京タワーのジャケットに惹かれて買った。その名の通り、シングルばかりを集めたものだ。当時お金がなかったこともあって、そのアルバムを延々聴いていた。

 

新潟で生まれ育った私にとって、ピチカートファイブは東京そのものだった。

 

何と言っても野宮真貴のボーカルが良い。独特の響きがある。「歌が上手い」とはこういうことなのか、と知った。

 

好きな曲はたくさんある。「きみみたいにきれいな女の子。」などなど。高校時代には、「サンキュー」を日本中に大音量でかけたいと思っていた。

大好きな曲の中に、マジック・カーペット・ライドがある。

その中に、「いつまでもふたり 遊んで暮らせるならね」というフレーズが出てくる。いつか子どもが生まれるだろうけど、いつの間にか歳をとってしまうけど、いつまでも遊んで暮らせるなら。 

これは私の「夫婦の理想」だ。

私も夫も、楽しいことが大好き。快楽主義者の面があると思う。「子どもを持ったら、特に小さい頃は遊ぶどころではない。ゆっくりトイレにも行けない」とは聞く。でも、時には我慢しする時期もありながら、そういう時期も乗り越えながら、遊びの精神を大事にしていけたら、と思う。

いつでも精神は自由でありたい。