10:44 AM

日々

宮下奈都「羊と鋼の森」

を読んだ。

羊と鋼の森

羊と鋼の森

 

駆け出しの調律師のお話。

森の中で育ってきて、羊も身近にいた主人公が、通っている学校の体育館のピアノを調律する人物に出会ってから、彼の人生は変わり始めます。専門学校に行き、調律師の会社に入る。

そこで様々なお客さんのピアノを調律していく。 

淡々として、静かな文体でありながら、登場人物たちの熱い気もちが伝わってくるような小説。