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日々

インターネットはマイノリティ救済の一助となるか

匿名でTwitterをやっていて、ふと思った。 
「インターネットはマイノリティにとってひとつの救いになるのではないか?」 

確か人気ブロガーのちきりんさんが言っていたと思うんだけど、インターネットは「色々な人の意見に触れられる場所」というよりは、「自分に近しい人を見つけられる場所」だ。 

これは大きい。 

「特定の属性を持つ人」というほうが、「マイノリティ」というよりも適切かもしれない。 

私は同病の方々と、twitterで交流している。

それ以外の属性をとっても、ネット上には、なんだか色々な人がいる。 リアルでは口にしない、マイノリティの属性を明らかにしている人も。

別に、実名で、大声で話さなければいけないことでもない。 
リアルで口にしたが最後、周囲の人に後ろ指を指されるかもしれない。 
「○○患者の会」などのリアルのコミュニティに入らなければいけないわけでもない。 

「あなたと同じ属性の人は、統計上は全人口の何%います」と言われても、リアルで生活を送っている限りは、どこにいるのかわからない。全く見えない。 
でも、ネットだと、自分と同じ悩みを持っているひとを見つけられる。 
同じ問題に対してどう向き合っているか、社会の中でどのようなリソースを活用していけるのか等々、アドバイスももらえる。 

別に、スティグマ性の強い属性に限ったことではない。 
Twitter上で、お父さんお母さん達が子育てのアイデアを共有していたりするのを見ると、少しでも追いつめられる人が減るといいなと思う。 


ネット上でもリアルの知り合いと繋がりすぎていて息苦しいという人は、Twitterで新しいアカウントを作ってみて、全く知らない人たちとの繋がりを楽しんでみてもいいのではないか、と思ってみるのでありました。