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日々

モロッコ旅行記①地球へのピクニック〜モロッコ編〜

【これまた数年前のお話】

 

はてさて、モロッコである。 

本当はトルコに行くはずだったが、友人の中にトルコは観光しつくしたという人がいて、ならばトルコ&ギリシャで組み合わせたらどうだ、とH.I.S.に行ったら「今のギリシャは治安が悪いからやめとけ」と言われ、気がつけば何故か行き先がモロッコに変わっていた。 
それでも航空券代はトルコとほとんど変わらない(しかも、最終的にはトルコより5万円ほど下がっていた)ので、不思議なものである。


今回の道のりは大まかにいってこんな感じである。


迷宮都市フェズで迷う 

アトラス山脈を越える 

メルズーガで砂の砂漠を見る(岩石砂漠でないのがポイント☆) 

アトラス山脈を越える 

マラケシュで屋台の食べ物を堪能 

国土の中央にはアトラス山脈という、3000~4000m級の山々が連なる山脈が横たわっており、北からリフ山脈、モワヤンアトラス山脈(中アトラス)、オートアトラス山脈(高アトラス)、アンティアトラス山脈(小アトラス)と4つに分かれている。 
砂漠地帯に行くには山越えが必須となっている。 

17時間ほど(??)飛行機に揺られ、カサブランカムハンマド5世空港には12:55に到着。 
まずはカサブランカからフェズへと電車で向かう。 
一等車は日本の新幹線よりも快適なぐらい! 

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モロッコはてっきり乾いた砂漠の国かと思っていたけれど、車窓から見える景色で全く印象が変わった。アトラスから海側は緑の大地なのだ。 
我々は丁度花々が咲き乱れる季節に来ることができたらしい。 

 

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迷宮都市フェズに着いたのは夜の8時頃で、リヤドへと向かう。 

「リヤド」とは、旧市街の邸宅をホテルに改装したもので、瀟洒でこじんまりとしていて、イスラム建築の美に気軽に触れられる、大変ナイスな宿なのである。

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鮮やかなタイル、繊細な彫刻が施された柱、美しい照明、丁寧な仕事が施されたファブリック。 
着いた途端にミントティーが無料で振舞われ、そのホスピタリティーにじんわり感動してしまった。 

モロッコでは高級ホテル・レストランであるとないとにかかわらず、どこに行っても痒いところに手が届くようなおもてなしを受けられて素晴らしかった。 

Tres bien!

 

次の日は迷宮都市フェズでGet lostします。