11月、2泊3日で熊野古道に行ってきました。
中辺路(なかへち)を本気で歩くと(滝尻王子から熊野本宮大社まで)約38km、合計14時間ぐらいの道のりになる訳ですが、そこは体力のない私、初心者向けとされるコースを2つ組み合わせ、約14km合計6時間半のイージーモードを選択しました。
結論から言うと、とても良かったので皆様に強くお勧めします!主要ポイントにバス停があるので、体力・時間に応じてルートを選択できるのも良いところです。
ルートは以下の通り。
牛馬童子口〜近露王子〜継桜王子〜野中の一方杉バス停から発心門王子へ〜熊野本宮大社〜大斎原(おおゆのはら)
そもそも何故熊野古道なのか?というと、夫が以前滝尻王子から大斎原まで歩いてそれはそれは良かったそうで、何かあるごとに「熊野古道行きたい」と言い、「で、いつ一緒に行こう?」と(まるで行かないという選択肢はないかのごとく)聞いてきたので、有休を使えば少しまとまった休みも取れるし、せっかくだから行こうか、という話になりました。
(※山歩きが嫌いな私が彼に全面的に敗北した形です)
まずは新大阪からくろしおに乗って出発。
紀伊田辺の駅に到着。近くの「からかさ」というお店でお昼を食べる。ものすごく美味しくてボリューミーで安い!そしてお店の人が楽しくて面白い!超オススメです。
そこからバスにのって「牛馬童子口」へ。いよいよ山歩きの始まりです!
牛馬童子像。
歩いて1時間ほどして、今夜泊まる近露(ちかつゆ)の街に到着。この時3時半ぐらいでした。
近露の街が見えてきたの図↓
まだまだ夜まで時間があるので、近くの道の駅&コープに行くことに。おみやげ屋さんが充実しており、山歩きにぴったりなドライ生地の「熊野古道Tシャツ」も買ってしまいました!
夜は夫が以前泊まったことのある「月の家(つきのや)」さんにお世話になることに。
ここもおじさん、おばさんがとても面白くて良い人でした。あとご飯が美味しい!
翌日のお昼ご飯(めはり寿司)も持たせてくれます。
宿のおじさん曰く、熊野は「呼ばれないと来られない」場所なのだそうで、「急に熊野に呼ばれちゃったから来ちゃったわー」というお客さんもいるそうです。私も今回、呼ばれたのかなあ…
翌朝は朝6時15分に出発すれば懐中電灯なしで歩けるということで、5時半から朝食。1日目はほとんどを電車・バス移動に費やしたので、いよいよ本格的な山歩きの始まりです!
※今回歩いたところは起伏少なめのイージーモードです。念のため。