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日々

BLAME!<<東亜重音7.1ch 重低音ウーハー上映>>

兵庫県の映画館、塚口サンサン劇場でBLAME!の<<東亜重音7.1ch 重低音ウーハー上映>>を観てきました。

以前もAKIRAの記事などで書いてきましたが、重低音ウーハー上映とは、その名の通り重低音が強調されて聞こえるものです。

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無限に増殖する階層都市の中で、人類が不法居住者として機械に駆除される世界。かつては人類が機械を統治していたが、謎の疫病が流行りその力を失った。探索者・霧亥(キリイ)は人類の失われた能力「ネット端末遺伝子」を持つ人間を探している。

そんな世界に暮らす少女・づる。飢餓にあえぐ村を救うため、食糧を探しに旅に出るが、人間を駆除するロボット・セーフガードに見つかってしまう。もはや逃げられないという状況で出会ったのは、霧亥という青年であった…というストーリー。

 

いや…なんか、すごいもの観た。

CGの美しさ、登場人物の描き方、声優さんたちの演技(櫻井さん…!)(きゅん)(虐殺器官のジョン・ポールでハマった)の素晴らしさは言うまでもないのですが、ウーハーのおかげで効果音が

ドォォォオオオン!!

と椅子が揺れるレベルで響くんですよ!!そして素晴らしいBGMが最高に臨場感ある音で聞けます!!

ものすごくウーハーが映える上映です。

「音」の幸せ。いや、「音」なんてもんじゃない。「振動」です。

世界で一番良い音響で観られたとしかいいようがない。

 

ものすごく面白い映画!最高です!

関西のみんなは塚口サンサン劇場へ急げ!上映は6月16日までの予定だ!

 

www.blame.jp

あうー

腰をやられました。あうー

 

月曜日、起きたら腰が痛い。回復したかと思いきやまた悪くなったり。木曜日、鍼に行ってよしよしと思っていたらあらためて激しい痛みが走り悪化。

 

そして今、若干回復の兆しを見せています。やったね。

 

腰をやられると活動が強制停止させられる。

「復職に向け頑張らなきゃ(具体的には一日8時間外出)、気合を入れるぞう」と頑張る姿勢になって緊張して力が入ってしまったのかなあ。でもこのおかげで休めるんだとポジティブに捉えたい。身体からのSOS。普通の人から見たら、何も特別なことをしていないけど、ジムに通い始めたり、ヨガ(再開しました)に通ったり、少しアクセルをかけはじめていた。

 

へこむけど、実際のところ原因は不明なのであまり落ち込まないようにしたいです。うん、落ち込まないぞう。

 

腰痛になって良かったことは、腰痛に苦しむ人の気持ちが(若干であれ)わかったこと。ぎっくり腰(?)になったのはこれが初めて。うう、しんどい。でもこの痛みに耐えている人はたくさんいるのだなあ。腰をやっちゃった人に思いやりを持たなきゃなという気持ち。

 

あとは、お風呂が最高に気持ちいいです。あったかいのが気持ちいい〜。癒される〜。

 

とりあえず、腰痛に感謝してゆっくり休むことにします。痛みで横にならざるをえないので、スマホを思う存分にいじったりしてね(それでいいのか

お味噌マジック(あごだしみそ)

調味料を良いものにすると、びっくりするぐらい料理全体の味が格上げされますよね。

 

夫が買ってきたこの「あごだしみそ」なる一品。

www.kakoi-foods.co.jp

 

ちょっとこれ、Supercalifragilisticexpialidocious(スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス)な味噌です。

素晴らしく美味しいです…!食べたことのない味。
というのは、自分の中での「味噌ってこんな味だよな」という既存の観念をぶち破ってくるような味なのです。美味しい美味しくない以前に、食べたことがない、という感覚。

 

ホームページを見ると五島列島の特産とのこと。遠路はるばる長崎県から関西の我が家までようこそお越しくださいました。ぺこり。

五島列島、一回行ってみたいんだよなあ。海が信じられないぐらい美しいらしい。 

 

そんなこんなで今日もお味噌汁を作るのが楽しみです。我が家の台所からの報告は以上です。

雲南省・麗江旅行記⑤

今日は朝から街歩き。麗江古城の中の観光スポットを歩いてまわります。

朝の古城もいい感じです。

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昔学校だった雪山書院に行ってみたり、普賢寺というお寺に行ってみたり、伝統的なナシ族の家に行ってみたり…

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トンパ文字の博物館(ナシ族象形文字絵画体験館)に行ったりしました。ここはナシ族の文字をテーマにした現代アートがたくさん展示されているような場所でした。伝統的なナシ族の分化に触れたかったなら、黒龍譚公園にある市の博物院に行った方がいいかも。

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昼は宿のお姉さんに勧められた阿媽意というレストランへ。地元の料理を食べられるよ、ということで行ってきました。

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 中庭で下ごしらえをする店員の人達。

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〆はやっぱり火鍋です。麗江には火鍋の店が山ほどあります。ここのは美味しかったー!排骨というスペアリブがどっつり入っていました。

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これで麗江古城の旅も終わりです。

雲南省で良かったのは、ほとんど誰も英語を話せなかったこと。英語が話せる人とは、恥ずかしさもあってどうしても英語をしゃべってしまうのです(複雑な意思疎通が簡単だから)。しかしそうも行かないので、拙い中国語を必死に話すことになりました。自分が言っていることはだいたい相手に通じたのでそれには感動したのですが、それに対し中国語で返されると全くわからない。しかもみなさん、こちらがわからなくてもガンガン中国語で話してきます。何かにつけ「我说得中文不好,所以都听不懂(私の中国語は下手なので、聞いてもわからないのです)」と言わなければならないのが悔しくてたまらなかったです。さらに勉強が必要だなあと感じました。

そして外国人観光客が少なく、中国人観光客ばかり。ほとんど日本人も見かけませんでした。だから、変に外国人観光客に媚びているところがありません。

 

麗江はとても良い街でした。とても良い街でした(大事なことなので2回言いました)。もし麗江に行かれる方がいらっしゃったら、参考にしていただければ幸いです。

ちなみに、雲南省料理は辛いものも多いのでご注意を…

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

雲南省・麗江旅行記④

翌日は束河古鎮という村にあるBanyan Treeという高級ホテルでナシ族料理の料理教室に参加してきました。

以前、ラオスルアンパバーンに行った時料理教室に参加して、あまりにも楽しかったので今回も参加することにしたのです。

高級ホテルで敷地が広い!美しい!

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屋外に設置されたクッキングスペースで調理します。地元の河が黒い鶏肉(茹でてある)を割いて、コリアンダーを切って、お好みで唐辛子を加え、辛くて酸味のあるソースを混ぜ混ぜします。

出来上がった写真です。辛い!口の中が火を噴く!辛いソースは半分でもよかったかなあ。でも思い出に残る味でした。美味しい。ご飯(お米)も無料で出てきます。

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お値段は二人で380元(約6840円)。少し高めかと思いましたが、アフタヌーンティーまで無料で楽しめたので多少お得感はありました。それにしても、アフタヌーンティーは二人のうち一人分はタダにしてくれるという話だったのに、何故か一切請求されず…サービスだったのか、向こうの間違いだったのかはわかりませんが、とにかくカフェオレとケーキが無茶苦茶美味しかったです。

 

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広大な敷地で、ゆったりした雰囲気でこれ以上ないほどリラックス!!

その後は古い街並みである束河古鎮を散策。やはり商業化されている部分はありますが、良いところです。

 

夜はまた麗江古城を街歩き。初日に行ったレストランに再び行きました。

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今度はキノコと青菜の炒め物、ナシ族スタイルのパンを頼み、さらにビールを頼みました。このビールがめちゃくちゃ美味しかったんだけど写真に撮り忘れた…うまままま。このサイトに書いてあるSon Ghaというビールが最高にうまかったです。スッキリした、キリリという味。これはアルコールが5.2%ぐらいあります。

Our Beers - Shangri-La Beer

こうして麗江の夜は更けていくのでした。

 

私は昨日の疲れもありホテルで休んでいましたが、夫は一人で散策チャレンジ。宿の人に紹介してもらった、二百年の歴史を誇るお茶屋さん(福興昌茶荘)でプ―アール茶を買ってきました。いいお値段しましたが、飲んでみると確かに感動的に美味しい。プ―アール茶を売る店は数あれど、ここのお茶は格別な気がします。プ―アール茶には生茶と熟茶があり、私は熟茶特有の癖が正直苦手なのですが、ここのは癖がなくすっきり飲める。やはり良い茶葉は違うのでしょうか。。。

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 ちなみに、宿の人曰く、プ―アール茶の生茶(癖がない)は食後に飲むもので、ダイエット効果があるそうです。熟茶はいつ飲んでも良いそう。雲南省はお茶で有名な場所なので、買うっきゃありません。ちなみに雲南省ではコーヒーも採れるそうで、それもばっちり買ってきました。日本に帰ってきてから飲んでみましたが、感動的に美味しかったです。お茶好き・コーヒー好きには天国のような場所でした。

 

次の日はいよいよ麗江での最終日です。

雲南省・麗江旅行記③

麗江の北約15kmに玉龍雪山という山があり、少数民族ナシ族が信仰するトンパ教の聖地といわれています。最高峰は標高5596m。北半球で最南端に氷河がある場所です。

 

宿のお姉さんがツアーを手配してくれました。1人500元。入場料や観光バス代、現地までのタクシー代などの必要経費を考えるとそれだけで430元ぐらいかかること、それにコート貸出(山頂は激寒)、ペットボトルの水、酸素スプレー、昼食が付くということで、お姉さんの提案に乗ることに。

 

向かいます!

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ロープウェイから見える氷河。

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ロープウェイで約4500mのところに登って行き、そこから4680m地点にある展望台まで登山道を登って行きます。片道小一時間かかると聞き、そこで高山病にかかるんじゃないかとガクブルしていたのですが、なんと強風のためか道が閉鎖…。残念なような、少しほっとしたような。

 

T.M.Revolutionごっこができそうな強風でした。

こーごーえそーなー きせーつーにきーみは♪

(ヒュオオオオオオ

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ちなみにロープウェイ頂上で飲んだコーヒーはとてもとても美味しかったです。美味しくないわけがない!

 

しかし、その後下山するのに列に並んで3時間も待つことに…強風のためロープウェイをゆっくり運転していたためなのか…理由はよくわかりません…

16:00頃にやっとご飯にありつけました。火鍋〜♪♪

 

その後藍月谷と呼ばれる景勝地へ。水の碧さがハンパないです。

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大満足の一日でした!

 

結果的に、ではありますが、自力で行くよりもお姉さん手配のツアーに参加して良かったです。中国語が話せない私達には少しハードルの高い観光地で(観光バスに乗っていても、バス停のアナウンスだけで字での表示がない…などなど…)、たまたま同行した中国人や台湾人に英語が話せる人がいたため、本当に助かりました。とはいえ、これは本当に偶然で、「ツアーに参加したらなんとかなる」とは言えませんのでご注意を。麗江古城内にある現地旅行会社も英語が通じるかは怪しいです…(偏見?)

 

次はナシ族料理の料理教室に参加します!

 

雲南省・麗江旅行記②

2日目は街を北へと歩いて行き、

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黒龍譚景区という公園へ。池の水が玉のように碧いので玉泉公園とも呼ばれているらしい。

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のんびりとした公園です。

そこには麗江市博物館もあり、ナシ族の歴史や文化などに関する展示が充実していました。ナシ族は象形文字のひとつ、トンパ(東巴)文字を使うことでも知られています。

 

その後は白沙という壁画で有名な村へ。一番大きな壁画は写真撮影禁止だった。壁画の出口からは土産物屋が並び、藍染が美しかった(買ってない)。

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麗江古城で夜の散歩。

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屋台街があるので、そこで串焼きと餃子にビール!すごい賑わい!

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実はこの串焼き、一本30元(約540円)もしました。値段聞かずに頼んだら支払いの時にたまげた。日本のお祭りの屋台より高いよ…!!ちなみに夫の買った餃子は20元でした。写真の地ビールも20元で、アルコール度数は2.5%。

 

ここにきて、「麗江古城はある種のテーマパーク」と言われることもある、ということの意味をやっと理解しました。

 

古城(旧市街)に入るためには「古建築保護費」という名のお金を80元(約1440円、7日間有効)払わなければならず、お金を払っていない人は(地元の人以外)そもそもこのエリアに入ってこられないのです。聞くところによると、観光客の増大もあり、2年前からお金を取り始めたとのこと(真偽のほどは不明)。だからか、街は綺麗に掃除されていて、古びてボロボロの建物もなく、あちこちに公衆トイレがあり、しかも驚くほどぴっかぴか。通りにはひたすら土産物屋やレストランが建ち並びます。やたらと太鼓屋さんと、雲南省だから茶葉を売っている店と、翡翠琥珀を売っている店が多いです。音楽が流れている店も多くて、こんなに音楽にあふれている都市だとは思ってもみませんでした。レストランは火鍋の店が多かったかな。水などを買えるコンビニのようなお店はあっても、地元の人が食材を買うようなスーパーのようなお店は見当たりませんでした。(※旧市街の出口を出てすぐのところには野菜や魚や肉などを売る市場があります。)

新市街も歩いてみましたが、麗江の人々の生活はあくまでもそこにあり、旧市街は外部の人のための観光スポットになっているように思えました。

 

要するに、麗江古城は「夢と魔法の国」なのです。

お金があってやっと入れる、夢と魔法の国。

観光客向けに物価が高くても許される国。

 

それでも私はこの街が好きです。古い街並みが大切にされているし、地元の人はみな親切だし、他の観光客もマナーの良い人ばかり。たとえそれがある種のテーマパークであっても。

 

明日は旅の山場である玉龍雪山に登ります。果たして4680mの高所で高山病にかからないでいられるか…?

乞う御期待!(不安でガクブル)